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住みたい所に住むという幸せ



衣食住が生きる基本だとすれば、着たいものを着る、食べたいものを食べる、住みたい所に住むというのは、基本的な欲望と言えそう。

食べたいもの、着たいものに根拠はそれほど必要ない。
自分の好みだからで十分。
住みたいところも同じかもしれない。
なんとなく気に入っているから。
特別に理由はなくてもいい。


コンビニに至る海沿いの道


まだ住んでいる周辺と必要な日用品の買い出しの範囲でしか、出掛けていないけど、
その道すがらで好きな場所に住んでいることで満ち足りた気持ちになっている。

海辺で波音を聞きながら、
カモメの鳴き声を聞きながら。

北海道に来て十分すぎるくらい日々美味しいものを食べているので食べたいものを食べている。

制服のある仕事ではないし、努めて着たいものを着ているし
(年老いて着れないものはあるけれど)

その上、住みたい所に住んでいて、自分は恵まれていると思う。

住みたい所って家や部屋にこだわる方は多そう。
住む街や環境、もっと広く地域の地形や気候や風土、文化、歴史。
日々眺める風景。

そういうものだって人によってはとても重要だと思う。

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