【金曜日のしかけ#5】リアルジャーナル
すみません!「日刊7秒しかけ」なのですが
毎週金曜日は「7秒しかけ」ではなく、フツーの会社の「すごいしかけ」を紹介します。
フツーの会社の「すごいしかけ」とは、GoogleやAmazon等の一流企業が実践しているしかけではなく、隣の優良な中小ベンチャー企業にしかけ研究家白潟がインタビューさせてもらい発見したしかけです。
第5弾の「すごいしかけ」は「リアルジャーナル」です。
このネーミングから、しかけのイメージわきますか?
ジャーナルなので記事や雑誌をイメージしたかもしれません。
社内報です。リアルは会社名の一部です。
今回のすごいしかけはある会社(リアルxxx)の社内報「リアルジャーナル」です。
社内報というと
・ 社内報は社員数1000人以上の大きな会社に必要なのでは?
・ 社内報発行してもあまり読まれないのでは?
・ 社内報は効果ないのでは?
こんな感想を持たれる方が多いと思いますが、今回紹介する社内報「リアルジャーナル」は社員数71人のIT会社で、社員に広く愛読されているシンプルな社内報なんです。
それでは、早速紹介していきます。
1 「リアルジャーナル」の内容
皆さんの会社に社内報ありますか?
ある会社は、ここまで読んでもらいありがとうございます。
もし、「リアルジャーナル」を参考にしたいのであればもう少しお付き合いください。
社内報がない会社の方は、ぜひ読んでください。
まずは、実際の「リアルジャーナル」を見てください。
いかがでしたでしょうか?
・ 社員インタビュー(1人)
・ プロジェクトの紹介(1つ)
・ お知らせ(社内で起きた嬉しい出来事のお知らせ)
これが、社員に愛されてるシンプルなWeb社内報「リアルジャーナル」の記事です。
社内報が成功するコツは「欲張った目的にしない」ことだと私は思います。
ネットの記事には次のような文章もあります。
企業の成長を目的やゴールにすることは素晴らしいことだと思いますが、 社内報にそれを期待するのは現実的ではない気がします。
また、ネットで社内報の記事を検索すると社内報の目的は次に示すようにたくさんあります。
多くの目的を達成するために社内報を発行すると、記事が盛りだくさんになってしまい結果的にあまり読まれない社内報になるのかなと思います。
「リアルジャーナル」発行の目的は
「他の社員・プロジェクトのことを知り、社員間のコミュニケーションを高める」
実は、この目的ひとつなんです。
だから、社内報の記事もシンプルな構成になり目的を達成しやすくなります。
加えて、社内報のインタビュー・記事作成を業務の一環としてやってみたい人に担当をお願いをすることです。
「リアルジャーナル」は入社2年目の若手社員が記事のインタビュー・作成を担当しています。
ここで、社内報「リアルジャーナル」が社員に愛され広く読まれているポイントをまとめます。
① 目的をひとつにしている
・ 社内報発行の目的は「他の社員・プロジェクトのことを知り、社員間のコミュニケーションを高める」ひとつです。
② 業務の一環としてやってみたい人にやってもらう
・ 入社2年目の若手社員が担当しています。
③ シンプルな記事の構成
・ 社員紹介(1人)、プロジェクト紹介(1つ)、新人の紹介(入社時)、お知らせ
④ 紙媒体ではなくいつもで気軽に読めるWeb社内報にしている
・ 紙媒体は印刷・配布に負荷がかかるので、記事を作成し共有すればいつもで見れるWeb社内報がおススメです。
⑤ 月1回の発行である
2 自社に導入する際の工夫
すごいしかけ「リアルジャーナル」はいかがでしたでしょうか? 気に入って頂けたら、ぜひ皆さんの会社でも導入してください。
ただ、自社に導入する際は次の点に留意した方がいいでしょう。
・ 社員数が30人以上の会社で導入した方がいいかもです。
・ 社内報担当したい人がいない場合は導入をおススメしません。
・ 担当者は1人でなく記事の数だけいてもいい。
3 すごいしかけの会社はコチラ!
すごいしかけ「リアルジャーナル」を実践されている会社は、本社が神奈川県横浜市関内にある「ITで世界中の人々を幸せに」をビジョンに掲げている株式会社リアルソフト様です!
笑顔がとても魅力的なワイン好きの板崎社長が経営されておられる会社です。
現在、3つの事業を展開されています。
今日も、「日刊7秒しかけ」を読んでくれてありがとうございます。
それでは、また来週!
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