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一ヶ月映画鑑賞生活3/27-4/11

3/27 スタンドバイミー
大名作!金ローなので見たことがある気がするが記憶に無いため鑑賞、今日は時間があまりなかったけど1時間半でサクッと見れる。
煙草をふかして大人ぶっているが、かと思えば仲間と戯れあったり突然泣き出したりしてこの子達はまだ子供なんだと気付かされる。子供特有の狭い交友関係で閉じ込められ位置付けられて、その中で抗って少しづつ大人になっていくんだなぁ。
最後に流れる「Stand by Me」に自然と涙が出てしまった、ぼくのなつやすみで流れる「少年時代」と同じ現象だ。
クリス役のリヴァーフェニックス(ホアキンフェニックスの兄なんですね)は素晴らしい俳優だけど今はもう見られないのがとても残念に思う。

3/29 ドライブ・マイ・カー
気になってた話題作。高校時代ハルキストだったが原作は読んだことは無かった。
家福夫妻は夫婦を演じてる感が強くてなんだか居心地が悪い、後々考えるとそれも演出だったんだなぁ〜本当にすごい。
みさきがお気に入りの場所に連れて行く場面でゴミ処理場に行くのが個人的に好きなシーンだ。いや、ゴミがクレーンゲームみたいになっててすごいけどさ!でも彼女の人間性が表れてて良い。
語りすぎずに少し考えさせてネタバラシする構成が気持ち良くラストシーンも好きだ。何度も見返したくなる映画に出会った。

4/3 ハーレイ・クインの華麗なる覚醒
前作スーサイドスクワッドは正直ちょっと微妙だったけど今作は一味も二味も違う!
失恋をきっかけに化学薬品工事を爆破して自立した女を目指すハーレイ・クイン。頭が良くてオシャレも欠かさない、爆発はカラフルな花火だし銃を撃てば血飛沫はギラギラの紙吹雪になる。相手が強靭な男だろうと猟奇的殺人鬼であろうとボコスカ殴る蹴る!強くて可愛くてかっこいい…スカッとする映画だった。

4/6 愛がなんだ
友人からお薦めされていたので鑑賞。
パーティで馴染めない人同士が仲良くなって都合のいい関係に、寂しさを埋めるために呼ばれる主人公だけどわかっていてもそばにいれたらそれでいい。自己犠牲とも違う執着で想い続ける。
自分の経験の奥深くにある触られたくない部分を触られてるような描写が多い、不似合いな飲み会に呼ばれて座る場所がないとか好きな人を他人に馬鹿にされて怒ったりとか没入感で部屋の酸素が薄くなった。
全員一方通行の恋愛作品は良くあるけど全員実らない。見返りがない恋愛をし続けられるのが愛なのか?

4/9 アメリ
名作だけどこれも初見。最初からテンポよくやや情報過多が続くがそこまで重要じゃないのが良い。随所に散りばめられたディズニー的なファンタジー要素も楽しくて好き、大袈裟すぎなくてちゃんと現実味がある。
「人生は果てしなく書き直す未完の小説だ」人生は書き直すことができるんだ、君はガラスの骨じゃない。最後の二人乗りのシーンは映画史に残るラストだったんじゃないかと思う。

4/11 search
何年か前に話題だった、PCのモニター画面上だけでストーリーが進むサスペンス映画。
メール画面やSNS画面を父親が行ったり来たりして事件を捜査する、翻訳は重要な部分だけなので英語が即座に理解できないのが惜しまれると思った。
勝手に娘のSNSをログインしたりしてややデリカシー無いところとか言葉が足りてないところに自分の父親を思い出したりした、でも憎めない。
後半の伏線回収はやや強引だけど面白かった、「Her Story」というゲームを重ねざるを得ないが影響を受けていたりするのだろうか。





一ヶ月毎日見るのを目標としていたけど片手間で見れない映画はなかなか毎日見るのは難しかった。一旦ここで区切りとするが今後はゲームの感想なども記そうと思う。

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