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苦労の末のポジティブ

新庄剛志著『もう一度、プロ野球選手になる』を読んでます。『しくじり先生』最近では『シンソウ坂上』にも出演し彼の引退後の経緯は広く世間に知られています。

仕事を遊びに、遊びを仕事に、そして、どちらも楽しく真剣にやることが求められる現代に必要なエッセンスがたくさん詰まっている内容です。

阪神時代前半の新庄さんを知らない人にはピンと来ないかもしれませんが、才能がありながら当時のチーム事情と体育会気質に悩んだ苦労人の印象があります。一度引退宣言をされたこともあるくらいですので、タダでポジティブシンキングを手にした人でもないということです。

新庄さんは野村監督が来てから変わったと思います。たぶん色々ボヤキながらも野村さんは新庄さんのことは好きだったんだと思うし、世間の常識にとらわれず人材をフル発揮することに心血を注いだんだと思う。

1972年生まれは私と同じ年。若い頃、当時の自分の性格を棚に上げて『この人、大人になったら大丈夫なのかな?』などと思っていたが、色んな経験を経て得たものを野球界や世間に還元しようと奮闘されている。やっぱり人は成長するんだと。

ポジティブな人ほどそれに裏付けられた経験がある。トライアウト頑張っていただきたいし、プロ野球復帰の夢を叶えてほしいと強く願っています。

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