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文化遺産コンソーシアム 講演


令和3年度 文化遺産国際協力コンソーシアム 

「海と文化遺産-海が繋ぐヒトとモノ-」


講演しますので、お知らせです! オンラインで無料ですが、一応、事前登録が必要だそうです。

日時:2021年11月28日(日) 14:00-17:00 (13:45 接続開始)

開催方式:オンライン(Zoom ウェビナー)


私が話すのは、20分ほど。海の遺跡を調査する魅力について語ります。水中遺跡の学史、水中遺跡を調査する意義、探査手法、何がわかるのか、などなど。短い時間ですが、他の先生方の講演も合わせて聞いていただくと、水中遺跡・海事文化遺産についての理解がふかまるのではないでしょうか?

あ、ちなみに、私の講演はこちら。                 14:20 「沈没船研究の魅力と意義 ―うみのタイムカプセル」      佐々木蘭貞(一般社団法人うみの考古学ラボ)


以下、コンソーシアムのサイトから抜粋です。

プログラム:

14:00 開会挨拶 友田正彦(文化遺産国際協力コンソーシアム事務局) 

14:05 趣旨説明 石村智(東京文化財研究所)

14:20 「沈没船研究の魅力と意義 ―うみのタイムカプセル」 佐々木蘭貞(一般社団法人うみの考古学ラボ)

水中考古学分野における最近の動向と今後の展望について、おもに調査技術の進化という観点から紹介します。海の中の文化遺産を調べることでどのような情報がもたらされるのか、を中心に解説します。

14:40 「海の路を拓く- 船・航海・造船」 木村淳(東海大学)

海域交流は、造船技術と航海術の進歩に支えられながら、グローバルで自由な移動へと発展を遂げてきました。その歴史を、海事考古学の研究成果をもとに紹介します。

15:00 「海を越えたガラスビーズー東西交易とガラスの道」 田村朋美(奈良文化財研究所)

アジア各地に残るガラス製品を科学的に分析し、産地等を明らかにすることによって、その当時における世界のつながりが見えてきます。古代の東西交易のあり様を紹介します。

15:20 「海を行きかう人々 ―海を渡ったイスラム商人」 四日市康博(立教大学)

海の交易圏を拡大し、文化の交流の前線を担った集団の一つがイスラム商人です。前近代のユーラシアと海域アジアの東西交易を担った彼らはどのような人々だったのでしょうか。おもに文献史学の研究成果をもとに紹介します。

15:40 「海と陸がまじわる場所 ―アジア海域世界の港市:店屋(ショップハウス)と四合院(コートハウス)」 
布野修司(日本大学)

東西交易の中心地であり、海と陸とのハブを担ったのが各地の港市です。インドや東南アジアの歴史的港市における建築遺産に焦点を当てながら、当時の人々の営みや海域交流の様相を明らかにしていきます。

16:00 フォーラム『海によってつながる世界』 

モデレーター:石村智 コメンテーター:周藤芳幸(名古屋大学)、伊藤伸幸(名古屋大学)

講演ではおもにユーラシア南岸海域での事例を取り上げますが、世界の他地域では海域交流にどのような視線が向けられ、各地の文化と文化遺産の理解にどのように関連づけられるのでしょうか。調査研究の成果を共有するとともに、国際的な協力の現状について議論したいと思います。また、日本の文化遺産保護とこの分野での国際協力活動を今後展開していくにあたって、海域史の視点がどのように貢献できるのか、意見を交わします。

16:50 閉会挨拶 山内和也(帝京大学文化財研究所)

※合計3時間


主催:文化遺産国際協力コンソーシアム、文化庁

日時:2021年11月28日(日) 14:00-17:00 (13:45 接続開始)

開催方式:オンライン(Zoom ウェビナー)

言語:日本語

参加費:無料(要事前登録)

申込方法:フォームよりご登録ください。
※受付完了後、ご登録のメールアドレス宛に確認メールを送信します。その後、11月25日(木)までに、ウェビナーのURLが記載されたメールが届きます。

申込締切:2021年11月21日(日)

ご視聴にあたってのご注意:
※Zoomへの接続や、機器・ソフトウェアの使用に関するお問い合わせには対応できかねますので、初めてZoomを利用される方は、事前にご自身で接続テストを行っていただくことをお勧めいたします。
※Zoomウェビナーでは、聴衆側のカメラ・マイクはオフに設定させていただきます。

お問合せ先:
文化遺産国際協力コンソーシアム事務局
独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所 所内
Tel: 03-3823-4841
Fax: 03-3823-4027
E-mail: consortium@tobunken.go.jp

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