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意外と丁度いい「3人」のイメソンプレイリスト

数年前から、創作カップリングで3人ひとかたまりの関係性を推すようになってきた。
A、B、Cの3人がいて、それぞれがそれぞれに一筋縄ではいかない感情を持っていたりする。
一例を挙げると、
AはBのことをただの親友だと思っているが、
Bは「自分はCが好きだけどCは自分のことなんて相手にしないだろうな」と思いつつ本当はAが潜在的に好き。
CはBが好きだがBはそれに気付いていないし、Cは「Bは本当はAのことが好きなんだろう」と言うのも察している。
CはAのことを最初は敵視しているがある件をきっかけにBよりAと仲良くするようになる。
AはCがBのことを好きだと気付いているが…みたいな世界が気付いたら展開している。

ふと思い立って、イメソンのプレイリストを、その「3人」単位で作成してみた。
まず、3人の関係をまるっと表しているような曲をいくつか入れてみる。次に、AB、BC、ACそれぞれのベースとなるイメージに即した曲が入る。
次に、A→B、A←B、B→C(略)の感情はこうだろうな、という曲が入る。
そして、一応決まっているたりもする「最終的にはこうなる」に至るまでの過程の一期間の関係性の切り取りであったり、
「もしもあの時●●しなかった場合のAとB」だとか、
「BとCが対立する組織に属していた場合の…」など、ネタには事欠かない。

そうして作り上げたプレイリストを、長時間歩く時や自室でぼーっと考え事をしたい時なんかにランダム再生する。
そうして、情景を思い描いたり、フレーズを細かく分解したりしながら1曲1曲ガッツリ没頭する。
そして、前の曲の余韻を残したまま次の曲に移行する。
しばらくそれを繰り返していると、最初は曲に没頭していた筈がいつの間にか、
前の曲で心情を歌われていた(と解釈している)キャラが、次の曲で仲良く歌う(と解釈略)他の二人に置いていかれるような錯覚を起こしたことに思考のスポットライトが当たっていたり、
今の曲と前の曲って時系列的には同じあたりなんだよな…ということは、このキャラからの他の二人への感情ってこれだけ温度差が有るのか、と言うようなことを考えていたりする。
そうした摩擦に注目したときの自分の感情の変化を大切にして、「こういうエピソードを足してみよう」「この感情を相手に伝えるようなセリフを入れよう」等のアイデアを創作に落とし込み、アップデートされた関係性にシンクロするような曲がまた見つかる。

こうして、二人だけのイメソンプレイリストを作っていた時より多面的な角度からカプごとの関係性を見つめ直せる、と言うことで自分には新しい発見だった。

#私のプレイリスト

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