三日坊主はどんな坊主?
みっか-ぼうず:三日坊主
飽きやすく何をしても長続きしないこと。また、そういう人をあざけっていう語
「いつも三日坊主で終わっちゃう」「あいつってホント三日坊主だよな」
飽きっぽいことを意味する言葉ですが、
なぜ「三日」で「坊主」なのでしょうか?
「三日」の意味
「三日」は具体的な日数ではなく、短い期間であることを指します。
ごく短い期間だけ権力を手にすることを意味する「三日天下」にも「三日」が使われています。
「坊主」の由来
昔のお坊さんは、百姓や町人とは違う特別な身分とされ、食べものにも困りにくかったそうです。
そんな生活に魅かれて出家したものの、修行のつらさに耐えきれなくて還俗(僧侶でない一般人に戻ること)する人も多かったとか。
逃げ出してしまうほどの修行って?
現代のお坊さんはこのような修行をするそうです。
寺院によっても異なりますが、見習いの修行僧は夏の朝は午前3:30、冬は4:30頃に起床して座禅やお勤めを行い、夜は21:00に就寝する早寝早起きが基本です。
夏の暑さや冬の寒さに屈することなく、ほうきや雑巾などを使って心を込めて行い、常に境内(けいだい)を清潔に保つことも、立派な修行のひとつです。
読経は1日数回、姿勢を乱すことなく、30分以上休憩なしで行われることがほとんどです。(キャリアガーデンhttp://careergarden.jp/souryo/kunren)
悟りを開くためとはいえ、つらい…。
もうひとつの意味
実は三日坊主にはもうひとつ、
「三日で悟る」と解釈して、短期間で集中して目的を成し遂げる
という意味もあるそうです。
とはいえ、こちらの意味ではほぼ使いませんね。
三日坊主の意味をご紹介しました。
朝・昼・晩×3日=9回も機会があれば、十分じゃないでしょうか(-_-;)
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