サスティナブル商法
「サスティナブル」が流行っています。
持続可能、素敵な言葉ですよね。
汚され続けた地球で暮らす人類が今後も末永く生き続けるための合言葉。
否定しているわけではありません。
むしろ大事にしなければいけないと思っています。
ただ、少し気になるのです。
サスティナブルと言えば売れるという考え方が広まっているような気がして。
そう感じたのはデパートでサスティナブルフェアが開かれている様子を見たからです。
”環境に優しい染料で染めました”
”生産過程で出てきたハギレ売ります、(いい取り組みでしょ)”
持続可能性を売り文句に欲求をあおっているようで違和感を感じました。行っていることは決して間違いではありませんが、売って手を離れたら責任終わり。そんな空気を感じたからです。
本当のサスティナブル、持続可能性を求めるのであれば消費者が賢くならなければ。そして、その商品がなぜ持続可能なのか・持続可能であり続けるにはどうあるべきなのかを理解する、賢い消費者を育てることが生産者に求められていることなのではないでしょうか。
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