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ありがとうございます💖『食育とは?』じゅにーさん

「食」は命を繋ぐ文化、「料理」は食する為の手法 の
これでも母です

タイトルがずばりすぎて、思わずふっと力が抜けました。
タイトルにも、じゅにーさんの実直な雰囲気が出てる気がします。
お名前からして面白そうな予感がたっぷり(^^♪

じゅにーさんは新しいご家族を授かった際に、
今後の『食』の方針を大きく分けて3つ打ち出されたそうです。


・畜産による食肉は口にしない
・乳製品は嗜好品として捉え、たまに口にする程度とする
・化学調味料、合成着色料、人工甘味料など食品添加物を極力排除する

子ども達の食習慣が定着している我が家で、
上記3つを今から実現することはとても難しいです💦
体に良い食の考え方だと頭で理解していても、
切り替えるには家族に理由をひとつひとつ説明し、
家族が納得した上で少しずつ移行すると思うと、気が遠くなりそうです。

それほど食習慣というのは毎日のことなので、大幅な変更がし辛いです。
息子が発達障害の特性で「変化が苦手で、変化を怖いと感じる」為、
ガラッと一気に変えてしまうと精神的負担が大きすぎて、
パニックを起こす可能性もあります😢

お子さんが産まれる前に、
食習慣についてきちんと考えて決められたのは、
ベストなタイミングだなぁと感心しました。
素晴らしいです! (^^♪

じゅにーさんは3つの『食』の方針が賛否両論出る内容であることも、
健康に対する影響も正直定かではないことや、手間がかかるし、
人によっては食べる楽しみが減ることもまるっと含めて理解されたうえで実践されています。
3つの『食』の方針を続けてもうすぐ10年位になるそうです。

人に勧めるにも、こと手間に関するところで拒絶が大きいので、今となっては聞かれれば答えるぐらいの程度だそうです。勧めたとしても受け入れて貰えないことを承知しているからと。

そう考えられたのも当然だろうなぁと思いました。
『食』については、ママさん達の間でよく話題に上ります。
子ども達が幼稚園の頃、ママ友さんで集まるランチ会や、幼稚園のバス待ち中の雑談で、朝御飯の品数などから始まり、おやつは何を食べさせているか、弁当には何を入れてるかなど、誰でも参加できる話題なので話は尽きませんでした。

ちょうどキャラ弁が流行り出した頃でもあったので、キャラ弁賛成派と反対派で完全に意見が割れたこともありました。
「いくらアナ雪が流行っていても、青い弁当で食欲が湧くはずがない。青いご飯を食べさせるなんておかしい!」と怒っていたママ友さんもいれば、「子どもが喜ぶから」とトーマス(やっぱり青だ💦)弁当を時間をかけて作ってらっしゃる方もいらっしゃいました。

私は「手先が不器用で面倒だからキャラ弁は無理」と娘に宣言し、娘は気を遣ったのか「キャラ弁じゃなくて普通のがいい」と言ってくれたので、どこにでもあるようなお弁当を持たせていました。

『食』は、各々の拘りが出て揉めがちなキーワードでもありました。
お互いの『食』への考えを押し付けあう場面に何度か遭遇したのも苦い思い出のひとつです。
よそのお家の食生活に口を出して揉める場面ではフリーズし、
「それぞれのご家庭の事情の範疇なのに」と不思議に思っていました。

話を戻します。
お子さんが三歳で幼稚園に通うことになり、お友達と違う内容のお弁当をきっかけに食生活の違いを徐々に知ることになったそうです。
他のお子さんとのお弁当やおやつの違いに、

方針を曲げるつもりはないものの、親のエゴの押し付けだとか、子どもに選択権がないのは可哀想だなどと言われ、悩んだ時期もあります。

この部分を読んだ時に胸が痛みました。
近くに居たら、「それぞれのご家庭の方針があるんだから気にしなくて大丈夫!」って(余計なお世話だけど)言えたのにと、読んでいて切なくなりました。

私の母も亡くなった祖母も、じゅにーさんのように『食』に拘りがあり、体に悪そうな物を食べさせない為に、惜しげもなく時間と手間をかける人たちです。午後7時の晩御飯の為に3時頃から台所に立ってることもありました。母と祖母を思い出すと、とても他人事のようには思えません。

ある時、複数の親子で遊びに行く計画が持ち上がったそうです。
きっと行われるであろう、子ども達が楽しみな「おやつ交換タイム」
お子さんが欲しがったらあげるしかないかなと奥様が思われてたところ、

「これは僕が病氣にならないように食べちゃいけないおやつだから、僕は要らないよ。」

お子さんがきっぱりと伝えたそうです。

奥様とじゅにーさんが涙ぐまれたように、
私も思わず涙ぐんでしまいました😢
なんてしっかりしたお子さんなんでしょう。
幼いながらも凛とした言葉に、ぎゅっと胸を掴まれたような想いがしました。
じゅにーさんと奥様の『食』への想いがお子さんにきちんと伝わっていることに心底感動しました。

帰って来てから奥様が聞いた質問への答えも素敵すぎてうるうるで読みました。(勿体なくて引用したくないので作品で読んで下さい❣)

たった四歳のお子さんの言葉が頼もしく胸に響きます。
自分の言葉で説明できるほど、じゅにーさんと奥様の想いや願いがしっかりと伝わっていたことが私も嬉しくてたまりません!

お子さんの命が宿った時に決断し、
ずっと続けてきた3つの『食』の方針を
お子さんが理解し、受け入れている証を見た思いでした。

じゅにーさんと奥様が考え実践してきた『食育』が、それだけにとどまらず、『食』を通してお子さんの疑問にひとつひとつ真摯に向き合ってこられた『子育て』に繋がったことへのお子さんからの優しい答えでもあるように思います。

『食べることは生きること』

大好きなnote友さんの言葉を私はとても大切にしています。
ことあるごとにnoteにも残してきました。
面倒がらずに『食育』を通してお子さんと真摯に向き合ってこられたじゅにーさんの『子育て』からも、同じマインドを感じます。

『食』を通して健康に生きる為に大切なことが何かを伝えていく、
じゅにーさんの『子育て』から学ぶことは多いです。

子育て中の方だけでなく、
多くの方にこの作品を読んで頂き、

『健康で生きる為に、何を食べて生きて行くのか。
 子ども達に「食」の大切さをどう伝えていくのか。』

今一度考える機会になったらいいなと心から願います。


大きな学びとなる作品を投稿して下さってありがとうございました!


家族の居場所を作る これでも母 でした♬

優しいお気持はありがたく、ちゃっかり頂く方針にしました💖