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ありがとうございます💖『竹千代、毒を盛られる』Sazanamiさん

「食」は命を繋ぐ文化、「料理」は食する為の手法 の
これでも母です

ほっこりイラストの割に何とも不穏なタイトルです💦
しかも、『竹千代』って時代劇によく出てくる名前。
そう、家康公の幼名だったはず、、、。
歴史がとっても苦手な母は、念の為、歴史好きな息子に確認しました。

きっと、歴史好きなご両親のもとに授かったお子さんなんだろうなぁ。
令和に竹千代って斬新でいいなぁ、読み間違いもないさそうだし🎵
とぼんやり思ってたら、1歳の娘さんの「あだ名」でした(^^♪
そうよね。『生粋の令和っ子に竹千代はない』ですよね(多分)。
私の早とちりでした💦

あだ名の由来は、「江戸時代にいそうな、武士の子どもみたいな髪型だから」と旦那さまが付けられたそうです。
可愛いエピソードだなぁとほっこり。
よかった、ほっこり路線であってるみたい。

ちなみに母親であるSazanamiさんは、「春日局」ならぬ「さざ波の局」とされたあたりに、Sazanamiさんの明るいお人柄がうかがえました。
読むのがますます楽しみになってきます。

舞台はそう安土桃山時代―――、
の筈もなく、普通にお家で昼食タイムです。
1歳児のご飯と言えば離乳食後期。
更に言うと、はいはいがスピードアップする上に、つかまり立ちやあんよが始まるので、一瞬たりとも目を離すことができない時期のスタートです。
「大人しくしてるなぁ」ってちょっと目を離すと、必ず何かしらやらかしてくれてました😢

話を戻します。
離乳食後期は、ぐちゃぐちゃドロドロを卒業して、少しずつ食材を増やしつつ、手づかみ食べにも挑戦していく時期です。

ある日、お義母様が可愛いお孫さんの為に「おくらペースト」を作ってくれたそうです。ご飯のお供にもお酒のアテにもなりそうでいいすね(^^♪
Sazanamiさんはおくら好きで、麵つゆで召し上がったり、冷奴や卵焼きにもアレンジしてらっしゃるそうです。
お義母様がみそ汁に入れても「いける」と仰った、味も良く、体に良さそうなメニューでもあります。

ある日のことでした。
白米の上にお義父様お手製のシラス入り鮭フレークを、端っこにおくらペーストをのせて、「はいどうぞ!」としたそうです。
離乳食の最初は食べていたのに、いつからかおくらペーストを娘さんは口にしなくなったそうです。

さて、娘あらため竹千代さまは、おくらペーストを一瞥したとたん、真正面に座るわたしの前に仁王立ちでふんぞりかえり、
「そなたが食するがよい」
そう言わんばかりに、わたしの顔を指さした。

なにそれ、めっちゃ可愛い!!
その瞬間を見たかったぁぁ~!!(気持ちは親戚のおばちゃん)

ここから竹千代さまと「さざ波の局」さま(ただし、実母)とのおくらペーストをめぐる攻防戦が始まるのですが、可愛い可愛い💖
マンガ化やアニメ化、まさかの実写化して下さったら必ず見ます!
心はほっこりしつつ、声上げて笑っちゃいました。
だって本当に可愛すぎる。

そして知らない方も多いと思うので補足しますと、
一歳児の食事ってこんな感じが毎日2~3回もある訳です。

食事の準備は勿論、服を汚さない為のエプロンを付けたり(嫌がる子多数)、食べ物がどこに落ちたり、飛んだりしても部屋が荒れない様にビニールシートや新聞紙を敷くのも大切です。自衛手段大事!

掴みやすそうな幼児用フォークやスプーンを用意したり、ティッシュやウェットティッシュやお手拭きなど、思いつくだけのダメージ回避セットを準備し、なんとか食事用の椅子に座らせる。これだけでも一苦労。

そして食事を巡る攻防戦はその時によって激しくなり、必ずお腹がすいてるとは限らなかったり、「どうせ後でおっぱいもあるんでしょ!」とばかりに離乳食にそっぽ向かれたり、挙句は掴んでえいって投げられたり、汁物のお皿を傾けてこぼしたり(好奇心の塊だから😢)、『スプーン落ちたから拾え』ゲームがエンドレスで始まったり、座るのに飽きて椅子にたってぐらついたり、となかなかハードなんです。

これを一日2~3回繰り返すと疲れ果てます。
お腹が減りまくってぱくぱく食べてる時は天使かって思うほど可愛いけど、稀です。

という注釈を挟みまして、どうしても口にしてくれない竹千代さまに対し、さざ波の局様はとうとうおくらペーストを白米の下に隠す作戦を思いついた模様。ドキドキ。

そして竹千代さまは疑うことなくパクついたそうです!!!

どうなったのかはまた来週!
というのは嘘です。ごめんなさい。

結果。

目の前で見たかのように想像できる可愛い反応が!!
可愛い写真(誰の?とは聞かないで)もついてるので、
皆さん妄想力全開で楽しんで下さい(*'▽')ノ

すごくテンポよく最後までわくわく読めるので、
ぜひぜひ読んで欲しいです!!
(一部を抜き出しても面白くないのでしません)


さざ波の局さま、これでも母(母歴15年超え)が断言いたします。

必ずや竹千代さまと楽しく食卓を囲める日が参ります。
さじを投げつけることなく、
おくら好きになるかどうかは分かりませんが、
竹千代さま一人で食べれるようになります。
自分でお代わりをつぐこともできるようになります。

意外とその日は近いです。

いつか来るその日まで、
目の前にある今を大事に、
竹千代さまとのお食事を楽しみつつ、
できれば動画で残しておくことをお勧めいたします。
後日、御身を助ける大事なネタになること請け合います!
また、旦那様にも一日マルっと交代する案もおすすめいたします。
竹千代さまが普段と違うことで喜ばれるかもしれませぬ。

そうしてこれでも母は、目の前に居るいっちょ前に大人っぽくなった息子や娘の顔を見て、「お主たちも大きくなったよのぅ」と思いを馳せるのでした。おしまい!!


楽しいお食事騒動記を読ませて下さってありがとうございます。
たいへん懐かしく、楽しく読ませて頂きました(^^♪


家族の居場所を作る これでも母 でした♬


優しいお気持はありがたく、ちゃっかり頂く方針にしました💖