無理してみんなと仲良くしなくてもいい。国語の教科書にそう書いてあった朝。
子どもたちに出された宿題で、母親の私が大嫌いだったもの。
それは「音読」。
国語で勉強しているところを子どもが教科書持って「音読」し、
親は、聞きましたという印に、教科書に貼られたカードにはんこを押す。
うちは朝型の子が多かったので、「音読」するのはたいがい朝。
だから私は、ガッツリ系弁当をいくつかおおあわてで作りながら「音読」を聞くことが多かった。
はっきり言おう。私はこの「音読」という宿題が大嫌いだった。
音読はいいんだ。でも、読む題材を自分で選べない。教育的で、よ