じんわり眠い、だけど眠れない夜の日記。

寝ようと思ってから、2時間が経過。
エアコンをつけたものの、なぜか居座り続けている寝苦しさがまとわりついて離れないまま、ごろごろと転がっている。

今日は眠れない日なんだと開き直って、ついでにnoteを開いてみたり。

最近、LINEまでもが仕事の文体になってしまいそうな私がいるので、今日はラフにを心がけて日記を書いてみようかと。

最近よく素敵な言葉に出会うので、忘れないように日記にメモを残します。

作家の篠原かをりさんがされていた育児ツイート（ポストという言い方にまだ慣れない私）

『赤ちゃんが聞いたことない声を出す度に何事かと思って慌てて駆け寄っているけど、ただ、新作の声を発表しているだけだった。』

この言葉を見た私はもう目から鱗でした。『新作の声』ですよ…New Release…（？）毎分毎秒新しいを更新しているBaby…

多忙で混沌とした新生児期の育児をなんて美しい言葉で表現するの…言葉を紡ぐ方が育児をされるとこんなに素敵で温かい平和な世界が広がるの…？という気持ち。ほかにも日常のツイートの端々に言葉の美しさ（美しさという言葉では表現しきれないけど）が溢れていて、日々のTLを追うのが楽しみになっています。

本当に美しい言葉に出会ったなぁと感動。頭の中で大きな鐘がゴーン！！！！！と鳴り響きました。頭を殴られたような感覚ってこれなんでしょうか？とにかくずっと心に留めておきたいなと思いました。

また、今日は短歌にも初めて出会いました。実際には全然初めてじゃないのだけど、気分的には初めまして。
視界に突如として現れてきました。
私が好きになったのは、宇都宮淳さんの短歌。

『覚えてる　水ようかんより涼しげな　君のドローフォー返し返しを』

短歌ってもっと、形式ばったものだと思っていた私に新しい感覚をくれた歌です。情景が浮かんで、クスッと笑えて、ちゃんと読むと深みがあって、とにかくとっても面白い。

これからもっと短歌のことを知っていきたい、好きになれそうと思わせてくれたので、この興味がなくなってしまう前に歌集なんかも読んでいきたいなと思います。

書いていたらそろそろまぶたが落ちそうになってまいりました。気づけば1時間がたちそうです。

今日も一日おつかれさまでした。
おやすみなさい。