シオコレエピソードvol.7「ギャラリー壁面にもなる可動式箱形棚」
シオコレには、おもしろくてたまにグッとくるエピソードが店内のそこかしこにあります。
店を訪れた方とスタッフの間で、そんな話で盛り上がることもしばしば。
せっかく豊富なネタがあるので、それを共有していく不定期SNSコラム企画 #シオコレエピソード を始めました。
前回に続き、シオコレの什器や棚にまつわるお話の続きです。
閉店するお店から譲り受けた什器をいかに活用するのか…？
▽過去のエピソードはこちら
シオコレの狭い店内をギャラリーとしても活用する予定だったので、お洋服を陳列しながらも作品展示できるようなしかけが必要でした。また、展示やイベントのたびに店内のレイアウトを変えられるよう、什器やカウンターをすべて可動式にしようと考えていました。
譲っていただいた什器に、もともと作りつけのハンガーラックにはめ込まれていたものがありました。什器に対応するステンレス棚柱もはずして持ち帰っていました。
これを使いたい。棚柱をとりつけた、大きなキャスターつき洋服ラックの制作を大工さんにお願いしました。
オープンまで1ヵ月を切っていて、洋服も入り、店内では大工仕事はできなくなっていました。加古川の工房での制作となり、私たちが塗装に行って、完成したものを運んでいただきました。オープンギリギリ。よく間に合いました。
普段は何の変哲もないただの箱型ラックですが、裏返すとそれは壁。このラックのおかげでシオコレ店内の、より多様なレイアウトが可能になり、またお洋服を減らすことなく展示作品を見ていただくことができるようになったのです。
つづく
(この記事は2024年4月25日にシオヤコレクションのInstagramに投稿した記事を転載しています)
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1〜4枚目→可動式棚を動かす様子
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5〜6枚目→大工さんの加古川工房での塗装の様子
7〜9枚目→搬入の様子
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