『前を向いて』セルフライナーノーツ⑥「初めて話した日」
いつかでっかいマンションに住んだら、お家でバーテンダーごっこでもやりたいもんですなぁ。(ハトに餌でもあげながら)
はい、ぼくはシオヤタクトといいます🙇
さて、今回はアルバム内でも「この曲が好きです!」と言われる回数が多いランキングだいぶ上位楽曲「初めて話した日」について書いていきます✍️
初めて話した日の歌詞
「初めて話した日」の世界観について
4曲入りEP「風景」に収録した「横顔」以来の、女性が主人公の楽曲です。
人との出会いには必ず「初めて話した日」があるわけですが、主人公の女性は今もずっとその日のことを思い出しているようですね🌇
大切な人と別れてしまって、もう2人で話すこともできなくなり、「初めて話した日」よりも距離が離れてしまったことに少し呆れているような、笑いながら泣いてしまっているような、ぼくにはそんな描写が目に浮かびます🤔
好きになってしまったからこそ、結果的にただの友達でいるよりも距離が離れてしまったことがバカバカしくて、、切なくて、、って感じでしょうか。
それでもまだ、あなたと初めて話をしたあの日の夕焼け空には、私のあの頃の気持ちが浮かんだままだよ。という涙ながらの女性のセリフで曲が終わっています✍️
「初めて話した日」をつくった経緯
ぼくは常々「大切な人と別れると、普通の友達よりも距離が離れてしまうこと」に対して不思議さと切なさを感じていました🍷
「好きになったからこそ一緒にいたのに、別れた途端にお互いがお互いを避け始めて、そのへんの友達よりも距離が離れてしまう現象」にそろそろ誰か名前をつけんかい!!と日々、憤慨していたのです😎(憤慨って、手書きじゃ絶対書けないね)
恋愛に限らず、近付きすぎると反発しやすくなるのは、若輩者ながらも人生経験で分かっているのですが、それにしても切ないわよね。
なんだかぼくがそのことを訴えかけても説得力がないような気がしたので、物語の登場人物の女性に代弁してもらおーっと思って作りました。
「仲良くなりたくて近づいて
初めより離れて不思議だね。」
ここの2行がこの楽曲の大事なメッセージな訳ですが、ここぞ!というエモいセリフは2番のBメロにいれるのが一番効果的なので(たくちゃん調べ)物語を膨らませてそのような構成にしました。
メロディやコード進行もシンプルなので聴きやすく、すーっと情景が浮かびやすい曲になっていると思います。
まとめ
この曲がラフミックスであがってきて聴いたときに、思わずうるっときてしまいました。
切なさっていうのはあんた、「自分の希望した未来を実現するための行動」が「意図せずに逆の方向に働いてしまって」それが「誰のせいでもなくやりきれないとき」に感じるのかねぇ、ほんとに🤔(おせっかいおばちゃん口調で)
なんだか主人公の気持ちに共感しながらも、恋愛や人間関係の切なさを目の当たりにしてしまうような曲ですね。
この曲もほとんどライブではやっていなかったのですが、歌詞やストーリーが気に入っていたので、良い楽曲に仕上がってよかったです☕
次回は夢追い人のフォークソング「哀しくて楽しいね」について書いていきます!
よかったらまた見てねー
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