映画備忘録🎬

やっと、観てきました…

ベイビーブローカー

カンヌ出品作品だったので、かなり前から注目されてましたが、やっと観れました…。

是枝監督が描こうとする
【家族】【父性】【母性】って毎回考えさせられるんですが、今回もそうでした。

映画自体は大雨のシーンからスタートして、終始雨だったり、水だったり、海だったり…
映画の中で終始水がたくさん使われていて、しっとり雨が降るような映画でした☂️

「そして父になる」を観た時も感じたように、
子供は男と女から産まれるのに一方の責任を問われることが多いいのかなぁ…という疑問。
子供を産んだからといって、母性が備わるとのではないのにな…というのを終始感じました。


養子縁組に出すのがいいのか…
産む前から中絶するのがいいのか…
何が子供にとって正解か誰もわからないけど
最後は血のつながらない人たちを巻き込みながら子供の幸せを考えていくのがよかったです🐶

映画の中で「血は水より濃い」なんてセリフが出てきたのですが、是枝監督の作品を観ていると血縁なんて意外にどおってことないなぁ…って思います。

この日は、映画終演後に是枝監督のティーチングイベントがありました🌸

感じ方や意図の答え合わせがしたい訳じゃないですが、製作者の想いや感じていたことを聞けるのはやっぱり面白いです！

ヘジン役の男の子がはちゃめちゃに元気すぎて「田舎から最後はソウルまで向かう話だけどこのままだと途中下車だよ」っ注意した話は面白かったです。笑

でも、ヘジン役の子の演技が本当に素敵！
洗車のシーン、観覧車のシーン、モーテルで電気を消すシーン…。
何でもないシーンがすっごく温かくて素敵でした。

是枝監督の今までの作品も暇な時に
備忘録書きたいと思います🎬