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失恋がきっかけでうつ病に?うつ病の本当の原因と克服方法とは|うつ専門のオンラインカウンセリング塩澤順哉

世の中には、失恋を経験してうつ病になる人と、ならない人がいます。
同じような経験をしても、病気になるかどうかは人によって異なります。
その違いは一体何なのでしょう?

我慢強さ?忍耐力?精神力?それとも、努力が足りないから?
いいえ。そうではありません。

うつ病になる人と、ならない人。
それは、幼少期に「自分は存在してはいけない」という思い込み(ビリーフ)を作ったかどうかの違いになります。
失恋はあくまで、うつ病の「きっかけ」に過ぎないのです。

今回は、うつ病の根本原因である思い込み(ビリーフ)と、その克服方法について、実際にうつ病を経験した僕自身の経験を交えてお話しします。

うつ病の「原因」と「きっかけ」

失恋が原因でうつ病になるのか


7年間のうつ病経験を活かし、うつで困っている人の力になりたい。
そう思って、現在僕は、うつ専門のオンライン心理カウンセリングをしています。

僕がうつ病を発症したのは、胃潰瘍で入院して2ヶ月後のことでした。
胃潰瘍で入院する直前に失恋していたこともあり、当時は失恋が「原因」でうつ病になったのかもしれないと考えていました。
だけど、恥ずかしくて、これまでそのことを口にすることができずにいました。

カウンセリングをしていると、よく、次のような質問をいただきます。

  1. 塩澤さんって、何が「原因」で、うつ病になったんですか?

  2. 塩澤さんって、何が「きっかけ」で、うつ病になったんですか?

これらの質問は一見すると類似しています。
ですが、文字に起こして、よくよく見てみると、
質問1は「原因」についての質問
質問2は「きっかけ」についての質問
だということが分かるかと思います。

うつ病の「原因」と「きっかけ」。
これら2つは似ているようで、本質的には大きく異なります。

例えば僕の場合。
うつ病になる2か月前、胃潰瘍で入院していました。
胃潰瘍の「きっかけ」は失恋でしたが、それ以外にも次のような問題を数多く抱えていました。

【胃潰瘍で入院する前】
・進路の悩み
・人間関係の悩み
・失恋によるストレス

【胃潰瘍で入院中】
・進路や将来への不安
・人間関係の悩み
・失恋によるストレス
・なぜ胃潰瘍になったか分からないことへの不安
・父がうつ病で休職したことによるストレス
・父や母との不仲によるストレス

どれもこれも、うつ病の「原因」とも言えそうだし、「きっかけ」とも言えそうです。
胃潰瘍になる1週間前に、失恋した。
胃潰瘍が、うつ病の前兆だとするのなら。
うつ病の「原因」は失恋だとも言えそうです。

しかし、上記で述べた不安や悩み、失恋などの出来事はすべて、うつ病の「きっかけ」ではあるものの、「原因」ではありません。

うつ病の「原因」は、もっと別のところにあります。


うつ病になる人と、ならない人の違い


つらい経験や身体的病気になった人たち全員が、うつ病になるかと言うと、必ずしもそうとは限りません。
では、その違いって何なのでしょうか?

胃潰瘍、失恋、失業、倒産、病気。
これらを経験しても、うつ病にならない人はたくさんいます。

その一方で。
同様の経験をして、うつ病になる人がいることも、また、事実です。

これって、おかしいと思いませんか?
僕は「何でだろうなあ」と、凄く不思議に思っていました。

そうして分かったことがあります。
どうやら、これらの経験はうつ病の「きっかけ」になることはあっても「原因」にはなり得ないということです。

うつ病の本当の「原因」は、もっと別の、根本的なところにあります。
それは、幼少期にできた思い込み(ビリーフ)です。

思い込みのことを、心理学用語で「ビリーフ」と言います。
ビリーフと一口に言っても、ポジティブなものからネガティブなものまで、様々なものがあります。
その中でも、うつ病を作り出す「原因」になり得るもの。
それが「自分は存在してはいけない」というビリーフです。


「存在してはいけない」という思い込み(ビリーフ)

ビリーフは幼少期に作られる


ビリーフの形成方法には、
大きく分けて「言語」と「非言語」の2つが存在します。

  • 「あんたなんて、いらない子だ」

  • 「生まれてこなければ良かったのに」

  • 「あなたが生まれたせいで、私は幸せになれなかった」

上記のように、つらくて苦しい言葉を浴びせられたり。
下記のように、つらくて苦しい思いをさせられたり。

  • 親の自殺

  • 親が投げやりな生き方をしていた

  • いじめ

  • 性的、身体的、精神的虐待

このような「言語」と「非言語」による経験を重ねていくことによって、ビリーフは作られていきます。

これらビリーフは主に、両親との関わりの中で作られると覚えてもらって間違いありません。

  • 繰り返し言われる/経験する

  • 強い感情を伴う出来事

  • 影響力の強い人(主に両親)の言動

ビリーフは、あなたにとって影響力の強い人の言動を「繰り返し」見て・聞いて・感じることで、作られていくのです。


ビリーフを強化するような行動・生き方


自分は存在してはいけない。
そんなビリーフを、小さなあなたが持ってしまったとします。

すると、成長して18歳くらいになった頃から、そのビリーフを証明するような生き方を無意識のうちに選ぶようになっていきます。

「こうしなければならない」「こうあるべき」というマイ・ルールを作ることで、そのルールを守れなかった自分を責めたり。
「兄、姉みたいになれていないからダメなんだ」「兄、姉みたいになれるように努力しよう」というように、自分の人格や生き方を否定して「誰かになろう」として、なれない自分を責めたり。

自分を否定する行為を繰り返すことで、
「ほら、やっぱり駄目だった。こんな自分は駄目だ。自分なんか存在しちゃいけないんだ」という思いを強めていきます。

このようなビリーフを強化する行動のことを、心理学用語で「強化行動」と言います。

強化行動を繰り返すに従って、ビリーフは蓄積し、あなたの心と身体をじわじわと蝕んでいきます。

まるで、コップに水が溜まっていくように。
どんどん「存在してはいけない」という思いが積もっていきます。

うつ病の「原因」になるビリーフは「自分は存在してはいけない」というものだけではありません。
他にも、いくつかあります。
いくつものネガティブなビリーフが重なり合って、どんどん積もって積もって。

収まりきらなくなって、コップから溢れた日。
胃潰瘍やうつ病などの「身体の症状」として表に出てきます。

本当は、胃潰瘍も、うつ病も、一概に「悪いものだ」とは言えないのかもしれません。
だって、蓋をして生きてきたその下に、苦しくてつらい思い込み(ビリーフ)があることを教えてくれているんですから。


ビリーフを外す心理カウンセリング

『オンラインカウンセリング 塩澤順哉』では、
蓋をして隠してしまった苦しくてつらい思い込み(ビリーフ)にアプローチして、これを外す作業を行っていきます。

幼い頃から持っているビリーフを緩め、解消していくことが、うつ病を克服するための近道です。

僕自身、ビリーフを外すカウンセリングを受けて、凄い効果を感じました。

幼い頃から持っているビリーフを外す。
ちょっと勇気がいるかもしれません。
ほんの一歩……いえ、半歩だけでもいいので、踏み出してみてください。

あなたがやろうと決めたのなら、ビリーフは、必ず外せます。
僕も全力でサポートさせていただきます。

この記事を読んで、
「ビリーフを外して、楽に生きたい」
と思われた方は、お気軽にお問い合わせください。


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■専門分野
ビリーフチェンジセラピー
幼少期にできたネガティブな思い込みのブロックを外します。
EFTタッピング療法(感情解放テクニック)
トラウマや恐怖症、人間関係のストレスなど、ネガティブな感情や思考にアプローチして悩みを解消・軽減します。

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