失敗も、成功も、自分のせいにしたかったけど

ものすごく寂しがりやでして。

ハタチになって初めてした一人旅は草津だったんだけど、東京からの距離もなんてことないのにホームシックになって色んな人にメールしたっけな。笑

そのとき気づいたのが、
私は誰かと何かを共有することで「生きてる」って感じてるんだなぁ。てこと。

ライターの仕事をしたいって少しずつ具体的に考えるようになったのもこの頃で。

自分が聞いた話、行った場所、見た景色を記事としてたくさんの人と共有したいし、できれば自分にしかないフィルターに価値をつくりたい。

そんな思いが固まっていったときだった。

で、脱線話はここで終わろう。


寂しがりやにとって、フリーランスっていう働き方はとても辛い瞬間がある。

これって誰に相談したらいいんだろう?とか、自信ないけど断言しなきゃいけないんだよね?とか、私が仮に倒れたりしたらこの仕事どうしたらいいんだろう?とか。

ただでさえメンタルが弱くていらんこと考えちゃうタイプなのに、それを触発する要素がフリーランスには多すぎるわけで。

じゃあなんで会社員じゃない道を選んだのかっていうと、私はやりたいことが比較的決まっちゃってるタイプの人間だから、かな。

例えば私が会社員になったとして、多分、誰も幸せにならない。笑

このままじゃやだ!って(生意気にも)思ってた社会人2年目のころ、背中を押してくれたのは美容家の神崎恵さんの

「失敗も、成功も、自分のせいにしたい」

っていう言葉だった。
SK-Ⅱのプロモーションムービーだったかな。
ほんとにそうだなって思って。その時の私は、今よりもっと人のせいにする癖があって、自分がうまくいかないことを周りの環境に原因があることにしてた。自分のことを「能力があるのに可哀想な子」だと思ってた。今は自分の無能さを悲しいくらい感じてるわけだけども。

フリーだと全部を自分で決めなきゃいけないし責任取るしかない苦しさはあるけど、自分に言い訳をしたりできない分、常に自分の働きが結果になるところは潔くて気持ちいいんなって思う。



最近、縁があって色んなフリーランスの先輩達にお会いして、お酒を飲みながらお話を聞かせてもらえる機会がふえたんだけど、迷いがある人にあまり出会ったことがなくて。

みんな、頭で考えると同時に身体がとりあえず動き出してるかんじ。シンプルに、できることとやりたいことを少しずつやってくかんじ。

そうやっているうちに、すごい人になってくのかもしれないなって思う。

でも、今の私は心から

失敗も、成功も、自分のせいにしたい

って思えてるだろうか。この言葉はすごくかっこいいし、断言できる人自体まじでかっこいいけど。会社員じゃない自分だからこそ、少し違う考え方が生まれてきた。以下、まったくキャッチーでもイケてもないけど大事だと思ったこと。

成功したら周りのおかげで、失敗したら素直に謝る!

世の中うまく出来てる。感謝と誠意と覚悟があれば大体のことはなんとかなるのかもしれない。

いい人ばんざい!頑張っていい人になる!




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