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Document 2019

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2019年5月15日から6月14日まで、ひとりで旅に出かけていました。 友達の家に泊まるとか、会いたい人に会いに行くとか、タンゴを踊ったりとか、 ブエノスアイレスに行く前に、どう…
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#旅

3 juin 2019 #1 Château de Chenonceau

前日と打って変わっての曇り空の雨模様の中、 ホテルの近くのカフェで、カフェオレとクロワッサンの朝食をとってから 次の目的地に向かいました。 Bloisから車で40分ほどのシュノンソー城に向かいました。 駐車場からお城までの道がすでに物語のはじまりみたい。 こういう景色、何か外国の絵本でみたことある。 マルクの塔 今まで見てきたルネサンス形式の建築です。 60歳すぎても30代にしか見えなかったという愛妾ディアーヌの寝室。 正妻のカトリーヌは夫アンリ2世の死後、 彼女か

3 juin 2019 # Château du Clos Luce

シュノンソー城の後、アンボワーズヘ向かいました。 車で20分くらいの街にある2箇所を訪れる予定だったようですが、 結論を言うと疲れ切ってしまい、1箇所だけにしてパリに戻りました。 まず向かったのは、Château du Clos Luce。 お城というより、品のいい館という風情の外観。 もともとフランソワ1せいが子供の頃に住んでいたけれど、 後にレオナルド・ダヴィンチを招いて住まわせたところです。 豪華とまでではないけれど、素敵な寝室。 窓から眺めたお庭。奥の建物はレ

Le 4 - 10 juin 2019 Berlin #1

お昼の便でパリからベルリンに出発。 当時、1年後に閉鎖すると言われていたテーゲル国際空港は、 こじんまりしていて荷物預けたら即、搭乗のようなローカル感満載です。 でも空港のモニターを見て絶句。 6月初めのヨーロッパで30度越えって異常すぎる。。。 湿度はないとはいえ、日差しが容赦無く昨日までと空気が全然違いました。 バスと地下鉄で市内に入って、予約していたフラットに16:00頃チェックイン。 オーナーのミスで連絡もらっていた鍵の受け取り方が間違っていて、 ちょっと時間がか

Le 4 - 10 juin 2019 Berlin #2

ベルリン2日目。 夜のイベントまでは時間があるので市内に出かけることにしました。 前回に来た時とほぼ同じ場所でもあるのですが、 冬と夏で空気や色の違いがはっきりと見えるのが目に楽しいです。 それにしても日差しが強くて日陰がなければ生きていけない…。 朝一番のカフェのテラスで過ごす人のテーブルにはコーヒーとビールがあるし、 街の人たちもコーラのようにビール瓶を手にして飲みながら歩いています。 もちろん、日本でも缶ビールを飲みながら歩いている人を見かける時もあって、 皆どことな

Le 4 - 10 juin 2019 Berlin #3

ベルリン3日目。 この日から90分のプライベートレッスンを4日間受けました。 わたしにとってベルリン滞在は2度目で、 2回とも、このスタジオのあるプレンツラウアー・ベルクというエリアに 宿を借りて滞在していました。 ベルリンの他のエリアのことを知らないので、比較したことを言えないけれど、 古い建物を利用した新しいカフェやバーや文化施設が多く、 その反面のんびりした雰囲気がある場所です。 窓のある半地下にあるスタジオ「タンゴリブレ」 奥にいるのがわたしの先生です。 彼は20

Le 4 - 10 juin 2019 Berlin #4

ベルリン4日目。 前日同様、11:00からのプライベートレッスン。 「昨日のミロンガはどうだった?」 「日本とは違うスケールで、すごく綺麗な建物で素敵だった。」 「僕も行こうかと思ったけれど、大雨だったし、 昨日パフォーマンスに出てたGaiaから、来なくてもいいよって言われてやめた。」 「確かに人は多くて、思い切り踊れるフロアではなかったよ。」 レッスンが終わった後も 「今日はどこにいくの?」 「夕方にオープンエアのミロンガに行って、夜はどこに行こうかと思ってる。」 「夜

Le 21-23 Mai 2019 Luxembourg no.2

ミロンガに遊びに行った翌朝、早く目が覚めたので、 出かけるまでの時間、ベッドに籠るのをやめて、 宿のダイニングスペースでコーヒーを飲みながら、 友達とチャットをしたり、カメラロールの写真を整理したり。 天気は快晴。晴れているけれど空気は冷たい。 2泊なので、料理をするほど食材は買わないけれど、 一人での外食に頼る気にもならず、 たとえば卵を少量買って、茹でて食べるでも、 やはりキッチンが使えるということはありがたい。 13:00にChinoさんとMihoさんのスタジオに

Le 23 mai 2019 Luxembourg-Rome

前の晩、泊まっている部屋のオーナーからメールがきました。 「明日のチェックアウトは何時にするか、できれば教えて欲しい」 12時までにチェックアウトすればいいということだから、 それに間に合えば、何時に出ようと構わないはずなのですが、 出る時間がわかれば、クリーンナップも早くできるのもわかります。 オーナーは時間を有効に使いたい人らしいです。 それでも、早くに目が覚めたので、 「10:30には出ます」と返事をしても、ダイニングでのんびりとできた。 ダイニングで、Bueno

Le 15-20 Mai 2019 Paris no.4

ParisからAmienへ友人夫妻の妻の方が、 「私も遊びに行きたい!行こう!」 ということで、パリから日帰りの旅。 Amiensというパリから北上した、小さな街。 「宿泊して観光するほど」大きな街でなく、 「ちょっと遠出のお散歩」をするにはいい大きさの街。 行った時は、街のあちこちが改装工事によって閉館という 美術館や施設が多かったので、観光のムードはなかった。 ここでもParis2024(今となってはどうなるのか?)に向けての工事かも。 Gare d'Amiensの正

Le 21-23 Mai 2019 Luxembourg no.1

Luxemburgにてダンススタジオを経営している タンゴダンサーのChinoさん&Mihoさんに会いにいきました。 この日からParisを一度離れて、2週間ほどの周遊の最初の国が 初めてのLuxembourgです。 ParisのGare de l’EstからLuxembourgまで、TGVで2時間ちょっと。 東京から京都に新幹線で行くような感覚です。 「1日で観光し終わっちゃうような小さな街だから」と聞いていたけれど 二人がホストとして開催するミロンガイベントに参加するな

Le 15-20 Mai 2019 Paris no.2

太陽の光はこの世の全てを100万倍美しく見せてくれる。後から思い出しても、この日が私のパリ滞在中一番天気が良かった日でした。 St.Lazare駅に早めに行って、チケットを発券して、 スターバックスでコーヒーを買って車両へ移動。 向かったGIvernyには、Monetが晩年暮らした家と庭園があって、 彼の絵画に描かれた庭を、今回初めて訪れました。 本当は薔薇の季節だとあと1ヶ月先なのだけれど、 その頃にはすでに帰国しているので、それはまた次の機会に。 案外と遠いようで近く

Le 15-20 Mai 2019 Paris no.1

遅くなりましたが、前回の続き。 今回のヨーロッパ行きの最初の到着地はパリでした。 初めての海外がこの街で、それから縁を作って何度か訪ねています。 空港から市内に入るのには、RERのB線とバスと2種類ありますが、 宿泊地にもよりますが、大体L'Operaに向かうバスを使っています。 一番最初のお出迎え、空港でこの看板を見るといつもグッときます。 宿主を引き受けてくれた友人夫妻宅は、そのL'Operaからバスで2駅なので、 空港バスが着いた場所に友達が迎えにきてくれました。