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徒然庭日誌|vol.3 ミニミニ樹木シリーズ(後編)

ミニミニ樹木シリーズと題して、昨年から育て始めた木々を紹介していますが、本日はその後編です。

人生初めてのさつき盆栽を譲っていただいたときに、合わせて教わったのが挿木です。さつきは比較的挿木がしやすいらしく、自宅の庭にさつきやつつじが何株か植っているという話をしたら、挿木から育てる盆栽は愛着が倍増するから、せっかくなら自分で作ってみたらいいよ!とやり方を教えてくれました。

◎必要なもの
・小さめのポット
・鹿沼土
・新芽

ざっくり言うと、今年伸びた元気で勢いのある新芽を採取し、鹿沼土に挿しておくだけで、うまくいけば根が張る。というのです。(詳しい手順については、6月頃に再挑戦する予定なので、その様子をアップできたらと思います。)

芽から根が出るなんて考えてもいなかったですけど、理科か生物の授業でやりましたか?私が授業を聞いていなかっただけですか?

そんなに簡単ならやってみるべし!!と、早速ホームセンターで鹿沼土とポットを購入し、挿木をしてみました。紅いサツキを3本と、白いサツキ3本の合計6本を挿して、生き残ったのがこちらの4株です。もうまもなく1年経つところです。

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一度葉っぱが全部落ちちゃったりして瀕死の状態ながらも、ひとまず冬を乗り越えてくれました...!(感涙)でもとても弱々しいです。真冬の寒さが原因かなぁと考えています。

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ひとまず、一年ぐらい経つのでそろそろ植え替えをしてあげようと思います。ポットのサイズはそのままで、根の様子をチェックするのと、土を新しくしてあげたい...!

そうこうして挿木の世界の扉を開けてしまった私は、アジサイもやってみよう!と思い立ち、同じ頃に挿し穂を採取し、こちらも3株トライしてみました。生き残って新芽をつけてくれたのがこちらの2株。

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こちらも冬に一度葉が落ちて、ただの木の棒だけになってしまったので、春先に緑の葉っぱがちょびっと出てきたときの喜びと言ったら...!!(またも感涙)地植えにはしないで、このまま小さい鉢で育てていこうと思うので、うまく花が咲いてくれるかはわかりませんが、葉っぱだけでも可愛いです。

そんなこんなで、初めてのさつき盆栽を皮切りに、いろんなミニミニ樹木を育てることとなりました。今年もさらにいくつか、挿木に挑戦してみようと思っているので、失敗談も含めてアップしていけたらと思います。

次のミッションは「植え替え」。だいぶ根が伸びてきているはずなので、通気性を良くして、のびのびできるようにするのと、土を新鮮にすることで元気に育ちやすい環境となるそうです。うまくできるかな...。

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植え替えを機にちょっといい感じの鉢に入れてみたいな〜と、夜な夜な盆栽鉢を検索しながら思案中。。。

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