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徒然庭日誌|vol.6 もみじの赤ちゃん

お気に入りの木はありますか?

「好きな花」はなんとなくあるけど、「木」はかんがえたことなかったなぁ。という方も多いかもしれませんね。桜とか、梅とか紫陽花とか。でも結局はそれも花が好きなのよね、、、なんて思ってみたり。

私はもみじがすきです。葉っぱの形と、季節ごとに色が変わるところがお気に入りです。この写真は一見紅葉かと思いきや、4月に撮った写真です。新芽が真っ赤なタイプのもみじです。う、、、美しい...!

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今の時期、ふつうのタイプはすがすがしい黄緑の新芽がいっせいに芽吹きます。夏頃には濃い緑となって、ぐったりするような暑さのなかでも目に涼しく、お素麺に浮かべたりして楽しみます。

あ、ちなみに私は半田めん派です。素麺より少し太めでコシの強い麺です。ツルッとしていて、これからの季節には欠かせません。そういえば、関東に住んでいた頃は見かけませんでした。お祖父ちゃんが好きで、私も好きになって、夏はずっとこれです。よかったらぜひ食べてみてください。
(こちらのスーパーには3束入りのがずらりと並んでいるのですが、通販だと小分けはないのかな...? 知り合いの方はご連絡いただければ小分けの送ります!)

もみじも春には花が咲く

もみじといえば秋の紅葉ですが、実は春先、新芽が出てすぐの頃、小さな小さな花が咲きます。葉っぱの下にパパパパッと小さなお花がたくさんついた後、しばらくするとタケコプターみたいな種ができて、庭中に散らばっていきます。

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うちの庭には3種類のもみじが計6本あるので、お庭を草むしりしていると、至るところでこの種から発芽したもみじの赤ちゃんに遭遇します。

小さいとなんでも可愛く見えるの、なんででしょう

もみじの赤ちゃん、見たことありますか?指先ぐらいの小さな小さな、けれども立派にあの形をした葉っぱを2枚つけていて、それはそれは可愛いんです。

数日前に双葉つきの子を見つけました。細長い葉っぱが双葉です。タケコプターのプロペラっぽいですね。種もこんな形をしています。双葉の時点ではもみじ感ゼロなのですが、本葉がでるともう....。ステキ。

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お次の写真は、本葉だけになった赤ちゃん。緋もみじの赤ちゃんかな?でも真ん中らへんは緑っぽいし、、、。普通のやつも葉っぱの出始めは赤っぽいことがあるので、よくわかりません。サイズがわかりやすいように指を添えてみました。動物も植物も赤ちゃんは尊いですね。

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で、たまたまこの前、植木の株元を手入れしていたら、少し大きくなった赤ちゃんもみじを発見しました。「お!葉っぱが2枚から4枚になってる!」と思いながらも、そこで育つと困ってしまうので、手で抜けるうちに....と思って泣く泣く引っ張ると、根っこが切れずにうまくスルッと抜けてくれまして。

こ、、、これは!!!チャーーーンス!!!

思い切って盆栽にしてみることにしました。全然知らないけど。とりあえず小さいポットにいれて、根が張ってくれるか様子を見てみようと。

先日紹介した、さつきとあじさいの挿木成功体験を味わった私は、とりあえず育ててみたいブームが押し寄せているのです。勢いでポットにINしてみました。

初めてのmyもみじちゃんです。よろしくどうぞ。

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サイズ感、伝わりますか?ちょっと大きく育っていますよね。紅葉シーズンに見上げてるもみじたちも、はじめはこんなに小さかったんだなーと思うとなんだか感慨深いですよね。あぁ、可愛い。

つづいて、別の日にもう一本収穫できました。

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早速この子もポットにIN。ということで、今年は2株のもみじちゃんが、ミニミニ樹木シリーズに仲間入りです。うまくいくかはわかりませんが、元気に根付いてくれるようにお世話をしてみたいと思います。

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