管理職試験に落ちた・・『あの日、選ばれなかった君へ』を読んで落ち込みに浸る
IT業界で働くワーママです。育休復帰2年目で管理職試験を先月受けましたが、不合格という結果を受け取りました。落ち込んでいます。立ち直るためにも、今は気持ちの落ち込みに浸ろうと『あの日、選ばれなかった君へ』を読みました。少しは先を見る気になれたので、書き留めてみます。
本から受け取ったメッセージ
本の随所で挫折とそこから立ち上がった気持ちの機微が描かれていて、コピーライターの人が選ぶ言葉は自分自身に落とし込みやすいな〜と思って読んでいました。
そんな中でも印象に残ったメッセージは以下の3点
選ばれなかった、それが自分
選ぶ側も苦しい
自分はどうありたいか、どう変わりたいか
選ばれなかった、それが自分
試験結果を聞いて2〜3日経ち、選ばれなかったことを受け入れつつあります。今回の試験は合格したと思っていたので、不合格だった場合のことを考えていませんでした。とは言え、事実を否定し続けても何も変わりません。現状を踏まえてどう働くかイメージし直おそうと思わせてくれた言葉でした。
選ぶ側も苦しい
今回は、プレゼン中の一言が違っていたら合格だったかも、というくらい惜しかったようです。
それくらい大目に見てよー、とも思いますが、合格基準というものがあります。
試験用のプレゼンを準備する際に、合格基準があることを意識していませんでした。つまり、聞き手の関心を無視していました。それくらい余裕がなかった…
当時の試験への取り組み過程を振り返ると、試験への合格がゴールになっていました。本来は「通過点」で、管理職としてどんな組織運営やビジネス展開をするかに焦点を向けるべきだったと思っています。
自分はどうありたいか、が分からない
本の中で、こういう人になりたい、こういう働き方をしたい、という気持ちが原動力となり、努力を積み重ねられた描写があります。
問題は、私が自分はどうありたいか、どう変わりたいのか、分からないこと。
結婚の前後から、転職や起業に意識は向きつつも動かずに今に至ります。
うーん、分かりたくないのかな??
なんか今の会社が合わない
前々から、会社が求める社員像と自分のキャラクターが合わない感じはしていました。
そもそも私は、自分とは真逆のキャラクターの要素が必要な会社だから、ということで今の会社への入社を決めました。当時の自分は変わりたかったのです。
入社15年目にもなれば、変えることができたこと、変わらなかったことが見えてきました。
今度は、職場環境に自分を合わせにいくのではなく、自分に職場環境を合わせる時が来たのだと思っています。
今年はどう過ごすか
先日書いたように今年の運勢は悪いです。普段、占いは真剣に取り合わないのですが、占い結果を聞いた3日後に肉離れを起こし、翌週に管理職試験不合格の結果を受け、思わずゲッターズ飯田氏の占い本を買ってしまいました。
長い目で見て「あの2024年があったから今の私がある」と言える日が来ると信じています。そんな、自分にとって契機となる年になることは、1月から強烈に意識させられました。
今回、管理職試験に受かってしまっていたら、自分の会社に対する違和感は見なかったことにして管理職業務に邁進していたのでしょう。
今年は転職せず、情報収集に留めようと思っているので、今年の年末に再度、管理職試験を受けるかもしれません。そのときは「来るものが来た」と通過点として捉えられる余裕を持って臨みたいです。そのためにも、今から準備しようと思えてきました。
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