【居場所】人の本質が問われる場所

大人から子どもまで、健常者から障がい者までが分け隔てなく接することができて楽しく過ごす場所がある。ここでは経歴は関係がなく、人としての本質が見られる。

富山県高岡市に「ひとのま」というコミュニティハウスがある。一日300円払えば滞在できる場所である。

ホームページでの説明には

誰もが通える。
講座や企画を自由に行える。
繋がりあえる。
そんなコミュニティのある家です。
ママさんたち、おじいちゃん、おばあちゃん、
サラリーマン、起業家、学生、主婦、など様々人たちが通ってきます。

と書かれている。

結論から言えば、とにかく一度ひとのまに来てみてその雰囲気を体感しなければわからない。そして利用者たちと話をする。

平日は子どもたちが多く、ゲームしたり思い思いに過ごしている。
休日は大人が多く、人がいないときもあれば、なにかしらのイベントがある。

平日の昼食や夕食は保護者である大人たちの助けを得ながら自分たちでメニューを考え、作っている。そして皆で食卓を囲み一緒に食べる。


ひとのまの利用者は様々な過去や経歴を持つ。なにかしらの障がいを持つ人もいれば、過去に不登校になった人もいる。

しかしひとのまではそのような過去や経歴はあくまでも「過去」であり「経歴」なのである。重要なのは


「何が好きか」「どのような性格か」

等でありその人としての「本質」が見られる。

当然、合う人もいれば合わない人もいる。合う人にとってひとのまとは、まさしく人生の居場所となっている。

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