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「運動脳」読書ノート

「運動脳」
 アンデシュ・ハンセン 他1名


この本『運動脳』は、運動が脳の健康にいかに良い影響を与えるかについて、生物学的な視点から詳しく説明した注目の一冊です。

人間はもともと、サバンナで狩猟採集をする生活を営んでいました。そのような活発な動きを前提に、私たちの脳は進化を遂げてきました。本来、脳は動くことを求めているのです。

従来の医学では、脳は加齢とともに衰えていく存在と考えられていました。しかし、本書でその考え方は覆されます。運動することで、脳内の海馬などの領域が活性化し、新しい神経細胞が生み出されることが判明したのです。

特に効果的なのが有酸素運動で、週に2回程度、20分ほど走るだけでも脳に良い影響があるそうです。筋トレよりも、息切れするような運動の方が脳には大きな刺激を与えることができます。

本書では、このような最新の科学的知見が、わかりやすく解説されています。具体的なデータや事例も盛り込まれており、エビデンスに基づいた説得力のある内容となっています。

単に「運動は良い」ということだけでなく、なぜ運動が脳に良いのか、その生物学的根拠が明快に述べられています。運動と脳の深いつながりを知りたい人は必読の一冊と言えるでしょう。人間がサバンナ時代から変わらず動くことを求める存在であることを改めて認識させられます。



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