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ショパン「雨だれ」の出だしの振り付けがなかなか決まらなくて、

ここしばらく、いろんなバージョンを試しつつ、

ぴたっとメロディーに合うものを探していました。

出だしの音をよく聞いて、

音の始まる場所や、音楽の動き方、柔らかさ、

自分の腕の関節の位置、音に対応する骨の部位など、

感じながら、確かめながら、何度も何度も。


出だし1小節の「ファーレラ (F Des As)」だけで、何時間も費やせてしまう(笑)。


オタクよな〜、自分。。。



と思っていたら、


リハーサル後に、部屋から同じく「ファーレラ(F Des As)」の響きが、何度も何度も!


弾いてくださっているピアニストさんが、出だしのファーを、

小指で弾くのがいいのか、薬指で弾く方がコントロールしやすいのか、

確認されていました。


「昔、ヘンデルのソナタを弾いた時は、教授に言われて、出だしの3音を7時間ぐらい練習したのよ〜」


そんな風におっしゃっているのを聞いて、

あ、ここにもおんなじようなオタクがいる😆



すごく地味な作業なんですが、自分にはわかる、そしてわかる人にはわかる。


そんな細かいところに情熱を注ぎ込める人種もいるのです。



いろんな分野でそういう人がたくさんいるんだろうなぁ。


オタクな私は、そういう人たちと出会ってつながっていけるのが、楽しみです😊

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