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姑獲鳥の夏と、カヌレ。


こんにちは。
バリバリ大阪人のきつねです。 

読書が大好きで、ついつい夜更かししてしまいます。

積読も続々と届いてますが(ほぼ楽天ブックスで購入しています)、もう何回読んだかわからない『姑獲鳥の夏』をまた読み返しています。(ハルカスで買ったカヌレを齧りながら)

初めて読んだときは確かまだ20代だったはず。
主人公の京極堂の話が難しくて、なかなか読み進められず苦戦した記憶があります。

それでも最後まで読み切ったのは、
戦後の自分が知らない時代の話だったこと、
それぞれのキャラクターが個性的で目を離せなかったこと、


そして、一番の理由は
胸に突き刺さる京極堂の言葉。

『姑獲鳥の夏』を始めとする百鬼夜行シリーズを読んだことがある人ならきっと共感してくれるでしょう。

仕事で行き詰まっている時に読むと、その時に相応しい京極堂の言葉がグサッと胸に刺さる。

人間関係に悩んでいる時に読むと、『君はいつまで くよくよしているんだい。』と、また京極堂の喝が入る。

アンタの正しい道はこっちやで、と教えてくれているような、そんな本です。

漢字みっちり、ぎっちり。
本が好きでも読みにくいと思う人は多いでしょう…


『ミステリー大好き!読む読む!』

と、意気込んでた読書家の友達も中身をパラパラと見てちょっと尻込みしてました(笑)

その子のヒクついた笑顔を見れただけでも良しとしよう。

昭和、ミステリー、陰陽師、歴史などが好きな人がいたら是非オススメしたい一冊です♪



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