ビオトープ体験記#1 -里地編-

shiori__k

はじめに

先週末、ビオトープの研修会に参加しました。

ビオトープというと、学校の池や自然公園が馴染み深いのではないでしょうか。小学校の池で、よくトンボを捕まえたなあと思い出します。

私は小さい頃から生き物、自然が好きで、近頃は週末森や海に出掛けています。比較的ひとの手が入っていないフィールドも好きなのですが、ひとがつくるビオトープも好きな場所です。

ビオトープでは、どのような生き物が棲み、生態系を形づくるのか想像しながら、つくり、手入れし、見守ってゆけます。以前はなかった花が咲いていたり、初めて見る昆虫がいたりと、発見が溢れています。いつもひとの想像を超えてくる自然に驚きっぱなしです。

そんなビオトープでの体験を記すことで、自然の世界の魅力をお届けすると共に、このような活動もあるのだなと知っていただけると嬉しいです。自然好きな方と繋がれるとなお嬉しいです。

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ビオトープ研修会の概要

今回は、日本ビオトープ管理士会の研修会で、テーマは「とだがわ生態園に生き物の棲む場所を作ろう!─里地編─」でした。

とだがわ生態園は、名古屋市の戸田川緑地に、散策や自然観察ができるよう作られた場所です。
(戸田川緑地ホームページ:http://bunkaen-todagawa.jp/parkmap.html)

戸田川緑地は、子どものあそび場や、バーベキュー場、農園や水田まである広々とした公園です。当日も、お子さん連れや学生さんで賑わっていました。是非遊びに行ってみてください。

今回は戸田川緑地にて、ビオトープづくりや、お子さんたちとの田植えを楽しみました。

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田植え

一反の水田に田植えをしました。よく晴れた日で、あちこちでカエルの声がしていました。

たくさんのお子さん連れのご家族と一緒に、手植えをしました。私は裸足で入りましたが、泥の感触がぐにゃっとしていて楽しかったです。

苗は、何本も根が絡まりあって束になっています。これを三本ずつくらい根ごと取り分けて植えていきます。

稲は、等間隔で植えることで、土の養分が均等に行き渡り収穫量が多くなります。田んぼに等間隔で印をつけた紐を渡し、みんなで紐のところに一列に並びました。印のある場所に稲を植え、一列植えたら、紐とともに少し後ろに下がって、また一列植えることで、田んぼ全体に均等に植えることができました

生き物調査

お子さんたちと、田んぼにいる生き物を観察しました。

田んぼにいた大きなウシガエル。喜んで触りに来る子、おそるおそる触ってみる子、少し離れた所から見ている子、お子さんによって反応は様々でした。

こちらはクサガメ。顔の黄色い線や、目の中の黒い線が特徴です。

甲羅には、中央に一本、左右に二本の線が入っています。

小さいカエルもいました。ナゴヤダルマガエルでしょうか?

お子さんたちがカメに乗せていました。可愛らしいですね。

タマネギの収穫

お子さんたちと、タマネギを収穫しました。ソニックという品種です。

黒いビニールをめくると、タマネギが顔を出していました。

大玉のタマネギがたくさん採れました。

ジビエバーベキュー

お昼は、鹿や猪などのジビエや収穫したタマネギなどでバーベキューをしました。採れたてのタマネギは、じっくり焼くと甘くて大人気でした。

自家製タンポポジャムの差し入れも。セイヨウタンポポの花びらと砂糖、少しのレモン果汁を煮詰めるそうです。花びらが鮮やかで、はちみつのような味わいでした。

草地の再生

外来植物が茂る草地の再生作業をしました。作業前の草地がこちら。

アカミタンポポ。種子が赤いのが特徴です。

アメリカフウロ。紅葉しています。

草地は石がゴロゴロして硬かったので、トラクターで土を起こしてもらいました。

左手奥に在来タンポポを植えました。その手前に、小石で区分けしたエリアでコギシギシ、カワラナデシコの順に蒔きました。これから、周りに広がってくれるか見守りたいと思います。

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おわりに

今回はお子さんが多かったので、どう接したら興味のわく楽しい場になるか、学びがありました。何より、生き物を見つけてはしゃいでいる姿を見ると嬉しいものでした。充実した研修でした。

二ヶ月前に再生作業をした湿地の様子も見てきたので、次のnoteに記したいと思います。


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