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「気合いと根性」を咀嚼する

はじめに

栞です!\(^o^)/
気付けばもう3月。3/3日はひな祭りですね。
ひな祭りと言えば…チーチーダブチですよね~!

チーチーダブチ(490円)

マクドナルドより3/6までの限定で発売の新商品。
圧倒的チーズ…チーズの海に溺れろ!!

美味しかったですそれはさておき、
最近私は「GURAMAG.」というweb雑誌の編集部に所属することとなりました!\(^o^)/🎉

まだまだ企画段階となりますが、テイストとしては「ぐら女子妄想部」に関連しています。
ご興味のある方はリクルートサイトを覗いてみてください~!

** 本題へ
ぐら女子妄想部代表であり、GURAMAG.の編集長であるYUKI.さんとお話していると、よく「気合いだ」とか「気合いと根性が大事」という言葉が出てきます。

最初聞いた時の率直な感想としては
「意外と熱血だな…」
「めっちゃ体育会系やん」
「ほんとに気合いと根性でいけるのか…?」
と思ったりもしてました。

気合いと根性
それだけ聞くと単なる精神論なように思えますが、もう少し掘り下げて考えてみようと思った切欠があります。

そう、この時期と言えば…
確定申告!!!!

「認識」の違いがあるの分かります?

ちなみに確定申告の方は無事に終りました~!\(^o^)/

この画像で私が使っている「気合いと根性」というニュアンスと、注釈頂いた「気合いと根性」の意味合いは異なるものである。その認識のギャップに気が付きもう少し掘り下げてみたいと思いました。

まあ単純な話で、私がツイートした内容は
「あ~確定申告まだ終わってないよぉ…やばい…いや~でもやらなきゃなあ…『気合いと根性』入れるか」みたいな意味合いで、言わば気持ちにブーストをかけるような感じです。(後で聞いたところこの意味合いも含まれてはいる。)

一方、YUKI.さんによると
継続を支えるための強い意思はとても大事」という意味合い。

では、なぜ「気合いと根性」が大事になるのか。
YUKI.さんの発言はどういう文脈によるものなのか。

私なりに整理して思考を掘り下げ、咀嚼した内容を分かりやすく解説していきたいなと思います!

「気合いと根性」の位置付け

まず始めに、皆さんは「気合い」や「根性」という言葉をどんな場面で使いますか?あるいは想像しますか?

自分は2パターンくらいしか思い付かなくて、
1つは体育会系の部活で顧問が「気合いだー!」みたいに叫んでいる情景。

もう1つは、目標達成や成功を目指すまでの過程

本稿では一先ず「気合いと根性」を後者の中に位置付けて考えていきますが、どの階層においても「気合いと根性」は関わってきます。

とりあえず…
分かりやすい図を作成したのでご覧ください!

成功者までの道のりを、三角形のピラミッドで表した図です。大まかに4つの段階に分けてみました。

それぞれ順番に解説していきたいと思います。

一歩を踏み出せない人達

ピラミッドの中で一番下にいる層。
「一歩を踏み出せない」というのには2パターンあるかなと思います。

例を挙げると、
・確定申告しないといけないのにやる気出ない…
・テストまであと数日なのに漫画読んじゃう…
とか、やらなければいけない事に対して一歩を踏み出せない場合。

このパターンの場合だと、期日が存在するのでいつかはやらざるを得ない筈です。

いつやるか…今でしょ!\(^o^)/(古いか…?)

やる気を出すために「気合いと根性」を使うのもいいでしょう。25分作業したら自分へのご褒美にお菓子食べていいとか、自分で自分のモチベーションを上げるのも効果的。

何かを始める前は億劫だけど、手を動かして作業し始めたら集中しちゃう…!みたいな経験皆さんありませんか?これは心理学の用語で「ツァイガルニク効果」と言います。

ツァイガルニク効果とは、終えてしまった事柄よりも、途中で挫折してしまったり中断してしまったりした事柄のほうがよく記憶に残る心理現象のこと。

https://www.kaonavi.jp/dictionary/zeigarnik_koka/

用は手さえ動かしてしまえば、次の階層である「気合いと根性」に簡単に入れますよ~ということ。

このやるべきことパターンはまだマシで、
厄介なのが自分が「やってみたい」「いつかやりたい」夢や目標があるパターン。

例えば、「くすぐり小説」を書いてみたいなと思ってる人がいたとしましょう。

気持ちはあるものの、
「文章書くの苦手だしな~」とか
「何から始めればいいの?」とか
「うまく書けなかったらどうしよ」
とか色々と自分の中で理由を付けて行動に移せない人ってよくいると思います。

一概には言えませんが、個人的な経験則から正直なこと言うと「気合いと根性」を奮い立てないと行動に移せないような「自分のやりたいこと」は、向いてない可能性の方が高いです。

実際行動し始めたとしても、
「何かイメージと違うな」とか
「やっぱむずいわ。才能無いし諦めるか」というように直ぐに断念してしまうのではないでしょうか。

本当に好きであれば、一切何も考えずに行動しているはず。小説を書きたいのであれば文字数少なくてもいいから一つ作品を完成させて投稿する。また次の作品執筆に取り掛かり完成したら投稿する。自然とこのループに入っていくと思います。

後は完璧主義で最初からハイレベルなことを目指そうとする人も、「一歩を踏み出せない人達」の層に当てはまるのかなと思います。

まあ向いてなければ向いてないで構わないので、
とにかく何かを始めるために軽い気持ちでも一歩を踏み出す意識が大切であると私は考えています。

大多数の人達

気合いと根性の層

一歩を踏み出したあなた、
おめでとうございます!\(^o^)/

だがしかし、道のりはまだまだ長いです…。
大多数の人達が所属している「気合いと根性しか勝たん」層では、さらに3段階くらいに別れます。

初級:三日坊主やエンジョイ勢
一歩を踏み出してから数日間くらいですね。
やっぱり人間、初めての経験はワクワクするもの。

「よっしゃ!やるぞ~!\(^o^)/」と思って初日に行動するも、3日後には「まぁ…いっか」と燃え尽きてしまう三日坊主の人達。

あるいは大学のゆるい雰囲気のサークルのように、
「気合いと根性?いや、楽しめればいいでしょ!」みたいなエンジョイ勢。

もちろん、そういう人を否定するつもりは無いです。

ただ、「成功者までの道のり」という観点から見れば、ピラミッドから脱落する可能性が高く成功までに程遠いため、初級という位置付けになります。

個人的に少し悲しいな残念だなと思うのは、「才能がある」「可能性を感じる」のに、「気合いと根性」が無く初級でやめてしまう人がいること。

くすぐり小説家としてデビューしたての人で、
「結構文才あるな」「いいねぇ頑張って欲しいな」と自分から見て思う人は過去に数人いました。

だけど、1,2作品投稿して全く更新止まっているのを見ると「もったいないな…」という気持ちになります。

飽きたのか満足したのか気合いと根性が足りてないのか詳細は分かりませんが、何かで成功したいと思ったら継続することは必要不可欠になります。

中級:諦めたら試合終了だぞ
初心者を脱け出してある程度の実力がある段階。
この中級者の段階が最も「気合いと根性」が試される状態かなと考えています。

小説家の例ばかりで申し訳ないですが、
この中級の段階になると少しずつ自分の立ち位置が分かり始める頃です。

自分の得意なジャンルは何かとか、
自分のライバルとなるような作家を意識し始めたり。

この段階で、「やっぱあいつには勝てない…もう無理ぽよ…」とか諦めたら全てが台無しになります。

まだあまり難しいこと考えなくて大丈夫なので、とにかく気合いと根性で自分の好きなように、沢山作品を書いていきましょう。

継続して何かに取り組んでいると、実力や経験を得られるだけでなく、一人二人くらいは自分を応援してくれる人が現れてくるものです。

投稿した作品に「面白かった最高です\(^o^)/」みたいなコメントが付けばモチベーションや自己肯定感も上がるので、そういうのを糧にとにかく継続して活動する段階かなと思います。

上級:一流まであと一歩だ
ここまで来たあなた、かなり凄いです\(^o^)/
上位20%~30%には入る段階かなと思います。

この段階までたどり着けない脱落者も多くなります。
気づけば「あれ…他の創作者どこいった?\(^o^)/」といった感じで、周りにいるのは強豪や猛者なライバルです。

上級から一流まで登るためには確かにあと一歩ではありますが、ただやみくもな「気合いと根性」だけでは通用しなくなります。

例えば、
・ライバルとの差別化
・自分の強み弱みを見つける
・他のスキルと掛け合わせる
等々、頭を使った一工夫が必要。

他にもPDCAサイクルみたいな感じで、
計画を立てて実行(執筆)し、pv数や反応を見て評価し反省点を自作に繋げていく…とかも必要かもしれません。

正しい方向で正しい努力(気合いと根性)を継続すること。それがこの段階において最も重要かと思います。

もし、「どうしたらいいか分かんないよ~ふぇぇ」みたいに自分で考えてもどうにも分からない事がある場合、聞ける人がいれば質問した方が早いです。

「今こういう現状で~に困っていて、この方法は上手くいかなくて…どうすればいいのか教えてください~!!」みたいな感じで質問すれば意外と親身に聞いてくれる人も多いのではないかなと思います。

後は…気合いと根性でもう一頑張りましょう!
\(^o^)/

ネットでよく見る風刺画

一流の人達

ピラミッドの中でも上部に来ました。
一流の人達のいる層。

自分から見て、「尊敬する」「凄いなと思う」創作者と言うのは、とにかく「楽しんでいる人」だと思います。

一流の人達は「楽しんでいる」。

好きこそものの上手なれという言葉がありますが、本当にその通りだなと思っていて、周りから見たら凄いなとかめっちゃ努力してるなという感じでも本人からすれば「楽しいからやってます!\(^o^)/」という余裕がある。

もちろん、この楽しさというのは「気合いと根性しか勝たん」層の初級に出てくるエンジョイ勢みたいな楽しさとは異なります。

圧倒的な実力が伴っており、結果を出している。
「気合いと根性」の努力を、努力とすら思わない。
だって楽しいから!\(^o^)/

みたいな人達が一流と呼ばれるのではないでしょうか。

この楽しいという感覚も厳密にはピラミッドの階層を登るごとに変化しているものかもしれませんが、やっぱり「気合いと根性」の継続を乗り越えた段階でようやく見えてくるもの…かもしれませんね。

超一流の人達

ついにピラミッドの頂上までやって来ましたね。
これはもうイメージですが、超一流の人達というのは誰もがその名前を知っていて社会的影響力の高い存在だと考えています。

政治家のトップとか、超大企業の社長とか。
そこまで行かずとも、業界や界隈の中で発信力のかなり強い人とか。

この階層を目指すためには「気合いと根性」は勿論のこと、運や実力、長期的な視点が欠かせないと思います。

私が最近読んだ本の中で、『ロングゲーム』という著書があります。

成功するために長い目で計画を立てるとか、失敗した時にどうするか考えとくとか、本稿でも触れたような「楽しむ」についてとか。

より詳しく書かれているので興味のある方は読んでみてください。

おわりに

ビジネス用語において、思考や概念、規則の枠組みのことをフレームワークと呼びます。

本稿ではYUKI.さんより聞いた「気合いと根性」という言葉を咀嚼し、「成功者までの道のり」という視点から解説してきました。

私自身が普段小説を書いてるので、「創作」の例えが多くなりましたが、もちろん他の趣味であったり、仕事や人生の目標設計何かにも応用できる内容だと思います。

ぜひ本稿を「フレームワーク」としてご活用頂ければ幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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