大学受験生が病んじゃうとき-現役時全落ち編-

こんにちは。

これは受験鬱の話ではないので注意してください。

わたしは高校3年生の時、受けた大学8校ほど、全て不合格でした。高校3年生の時はとにかく、何が何だかわからないほどしんどくて、消えてしまいたくてたまらなかった。「受験生 鬱」みたいに検索すると、「受験鬱」っていうワードで引っかかってたくさん出てくるんですけど、わたしが求めてるのは受験鬱とかではなく、抑うつ傾向にある人が受験に打ち勝つための方法。受験に向き合うにあたって、気分が沈む要因が受験なのかそれ以外かによってかなり変わってくると思います。そこでわたしは、高3の時に勉強しなかった話と、別の記事では精神状態が不安定な中で浪人生活を乗り切った話を発信しようと思います。後者がメインなのですが、現役時の話も前提として発信したかったので。

具体的な理由は他人が大きく絡んでくるのでお話できないのですが、軽いPTSDみたいな状態にありました。トラウマになるほどのことでもないはずなのにそれがトラウマとなって囚われている自分も否定しようとして苦しんでいました。

その以前から一年に数ヶ月くらいは消えてしまいたくてたまらない時期がやってくる人間ではあったのですが、高3の時はトラウマに受験も相まって本当にわけがわからなかったです。

わたしは文系の国立大学志望で、とにかく国立に受からないと、という思いが強かった。ただ、自宅から通える首都圏では国立大学の文系ってどこもそれなりに難易度が高いんですよね。できれば実家から出たかったのですが、親が許してくれませんでした。ちなみに親とは良好な関係だったとは決して言えません。親には受験の話くらいしかしませんでした。学校の話とか、悩み事の相談とかは全然しません。親の機嫌を損ねないことを第一に家では過ごしていました。友人には恵まれていたと思いますが、暗い話をしたくないと思っていたというのもあって、ひたすら夜に家でひとり泣いていました。

高3の夏が終わるまでは勉強しない理由が単にやる気が起きなかった、でしかなくて、そのことで自己嫌悪に陥ることもありましたが、そんなに病んでるって感じでもありませんでした。今振り返ると高3の頃全く勉強しなかった印象があるのですが、よくよく考えてみれば6月ごろはわりと放課後家で勉強してたかも。夏休みは毎日朝から学校に行って勉強し、友達とお喋りしすぎてしまう日もあったけれど、帰宅後も勉強していました。勉強しない日は3時間とかしかやらなかったけれど。トラウマの原因となっている出来事のせいで諦めなければならなかったことがあり、それはすごく悔しくてしんどくなることはありましたが、それでもそこまで病んではいませんでした多分。授業中に動悸がすることもたまにあったけどそこまで気にしていませんでした。

問題は秋からです。その頃からとにかくトラウマを思い出して動悸が頻繁にあり、手汗が止まらなかったり、苦しいと感じながら学校に通っていました。勉強にも手が付かなくなってしまい、とにかく苦しくなってしまうこととそれにより思うように勉強ができないことへの不安で毎晩泣いていました。全然勉強していませんでした。

そんなこんなで全落ちしてしまいました。受けに行ったはいいものの全然文章が頭に入ってこないし、ここで苦しくなっても休めないし。全落ちしても、当然かなと思っていました。MARCH以上しか親に受けさせてもらえなかったのですが、そんなに簡単なところではないですよね。得点開示したら1点差落ちとかあったので惜しくはあったみたいですが、その1点に突き放された受験生が年に何百人といることでしょう。

浪人の話が本題なので、是非そちらも読んでください。よろしくお願いします。



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