大学受験生が病んじゃうとき-浪人編-なんとかなった

こんにちは。

これも受験鬱の話ではないので注意してください。

今回は動悸がしちゃったり時々予備校の授業に出るのがキツかったり、ものすごい不安になって勉強に手が付かなかったりしたこともあったけど、なんとか浪人を乗り切って国立大学と偏差値65くらいの私大に合格した話をしようと思います。

浪人=ものすごく辛いもの、というイメージをお持ちの方も多いと思います。わたしもそういうイメージがあって、高校生の時は絶対浪人したくないと思っていました。でもMARCH含め全落ちしちゃったので浪人せざるを得なかったですね。

わたしは正直現役時の方が辛かったです。浪人時は予備校に通わせてもらっていました。現役の時は学校っていう存在があって、先生も友人も好きだったし楽しかったけれど、授業に出ないと単位落としちゃうし通知表を親が見たら授業出なかったことばれちゃうし、周りに心配かけたくないし、と思うと身体がついてこないのに授業に出ざるを得なくて苦しかったです。一方で、わたしが通っていたのが某大手予備校、K塾で、自由度が高かったこともあって、そういう縛りがないこと、予備校の人たちとはせいぜい1年の付き合いでしかないことを考えると、高校より楽でした。

受験が全てではない、学歴が全てではない、そう思えていたことは大きいと思います。進学先の偏差値の幅が広い高校に通っていて、進学もしない人もいたので、学歴至上主義のような価値観に縛られてはいませんでした。また全落ちするのは怖いけれど、第一志望に受からなければどこに行っても変わらないかな、私大から女子大に行ければ自分の頑張り次第でその先はどうにかなりそう、とも思っていました。

第一志望に対して自分の実力は、春の時点ではマーク模試だとE判定、記述だとAかBといった感じでした。センターは最後まで苦手でした。

以上が前提となります(長いな)。ここからは浪人時に心掛けていたことを。

予備校のチューターに、授業中に体調が悪くなっちゃうかもしれないみたいな話は事前にしました。そしたら所詮予備校なので無理しなくていいと言われました。正直チューターは当たりでしたね笑 相談したら話はちゃんと聞いてくれるし適切なアドバイスはくれるけど、そこまで干渉もしてなくてさっぱりしてました。コロナ禍で今どうなっているのかは分かりませんが、座席自由の予備校だったので、調子が悪くなることが多い授業の時は後ろの出口に近い席に座るなどしていました。

それから予備校で友達を作ったことも大きかったです。休み時間に人と話すとやっぱり良い息抜きになります。周りに良い感じに刺激を受けて、あの子がいるからもうちょっと自習室に残ろうとか、元気な時はそうやってモチベーションを高めていました。

それでも体調が優れなくて、動悸がしたりなんだか凄く苦しい時はやってきます。そんな時、浪人期に「受験 パニック障害」みたいな感じで検索していてたまたま見つけたはてなブログの記事なのですが、とても救われました。


そこにはパニック障害を抱えながらMARCH上位になんとか合格した方のエピソードが書かれていました。わたしは軽いPTSDでしたが、動悸が止まらなくて苦しいみたいな症状がパニック障害に近かったので、とても参考になりました。

そこですごく大事だと思ったのが、勉強できる時に詰め込む。できない時は休む。ということです。

当たり前のことかもしれないけれど、なかなかできない。ここで勉強を休んでしまったら、どんどん勉強しなくなるのではないか、できなくなるのではないか、と考えてしまいがちでした。勉強していない時間は不安で仕方がない。だけどそれを読んで、苦しい時は潔くさっさと自習室を出て家でゴロゴロしながら単語帳を気持ち程度にめくり、YouTubeを見て、さっさと寝る。普段は一度調子を崩すと1週間位引きずってしまうことが多かったのですが、こうすることで次の日からまた勉強を頑張ることができました。

休むことを覚えた

これがわたしが浪人を乗り越えた一番のポイントだと思います。12月の直前期でも、しんどい時はさっさと帰ってゆっくり過ごしました。休んでもまた頑張れることを覚えれば、そこまで焦ることもありません。

わたしが浪人した時はセンター試験ラストだったこともあって、かなり安全圏まで親が出願を許してくれたので、偏差値55くらいの大学もセンター利用は出しました。

わたしはセンター利用で立教まで取るくらいにはセンターの点も伸ばし、他の記事を読んでいただければわかりますが、受験に成功したと言えるでしょう。

とにかく伝えたいのは、受験が全てではなく、自分の人生を豊かにするものは他にもあることと、体調が悪い時は休むことです。また、浪人期は自分本位で過ごしてください。大きな予備校に入れば自由度は高いですし、友人や講師とも所詮1年の付き合いですから、周りのことはあまり気にせず、多少我儘に、とにかく自分の合格に向けて過ごして欲しいです。


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