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進捗状況のご報告/廃棄されるはずだったお花の茎を活用「STEMN」プロジェクト

こんにちは、花と緑の企画会社㈱JOUROのライターをしている岩田紫苑です。

昨年の秋、実施したクラウドファンディングにて、大反響を頂いた「STEMN-ステムン-」プロジェクト。循環型植物用ポットの商品化が決定し、今年6月より、企業様や小売店向けに販売がスタートしています。
本日は、こちらのプロジェクトの進捗状況をご報告させていただきます。

1.「STEMN」プロジェクトとは?

お花屋さんや花市場、葬儀会社さんなど、お花を取り扱う現場では、日々たくさんの茎が廃棄されています。ブーケやアレンジメント製作、冠婚葬祭の装飾において、お花が必要な長さにカットされるからです。

SDGsが叫ばれる昨今、この植物の茎もただ廃棄するのではなく、新たな資源として捉え、活用することはできないか…

そう考え、㈱JOUROと㈱山櫻の共同で商品開発に臨んでいるのが、「STEMN-ステムン-」プロジェクト。その第一弾として、まずは循環型植物用ポットの販売をスタートしています。

<STEMNの特徴>
主な原材料は、廃棄されるはずだったお花の茎と、新聞古紙。
製造工程では、新たな地球資源を一切使用しません。
また、不要になった場合は、ポットごと土に埋めることができます。
半年から1年かけて、土の微生物によって分解されるので、
ゴミを排出しない設計です。

2.賛同者が集まるコミュニティをスタート!

販売をスタートしてから、「STEMN」のコンセプトや活動に共感してくださる方、応援してくださる方が増えてきています。しかし、現在は循環型植物用ポットを購入することでしか、活動に参加できない現状です。

応援してくださる方々の想いを無駄にはしたくないし、その方々とともに「STEMN」プロジェクトを育てていきたい。

そんなふうに考えた結果、コミュニティを作ることにしました。
どうやったら廃棄されてしまう茎を活用できるのか?どうやったら資源化できるのか?ともに共創していく場をもうけました。

3.GreenSnapさんとコラボ

日本最大級の植物コミュニティアプリGreenSnapさんとのコラボが決定しました。

現在、多肉植物とのセット商品が販売されています。

多肉植物は、高知県にある「くぼファーム」さんで取り扱っているもの。
高知県の年間日照時間は2,000時間以上だそうで、冬でも晴れた日が多い地域。たっぷり日の光にあてて育った「くぼファーム」さんの多肉植物は、初心者からマニアまで満足するものばかりだそうです。気になる方は、是非チェックしてみてくださいね。

ハオルチア 白羊宮(先が尖り、ワイルドな印象です)

ハオルチア 白琥珀斑ピリフェラ ミルキー(光が当たると、薄緑と白色に輝きます)

ユーフォルビア 峨眉山(日本を原産とし、青々と茂る草のような雰囲気です)

4.「alterna(オルタナ)」に掲載

サステナブル・ビジネス・マガジン「alterna(オルタナ)」にて、「STEMN」プロジェクトが紹介されました。

「alterna(オルタナ)」は、サステナビリティやCSR(企業の社会的責任)をテーマとした、日本初のビジネス情報誌。英語の「alternative」が名前の由来だそうで、売り上げや利益だけではない、環境や社会に配慮した「オルタナティブ(新しい、もう一つ)なビジネスのモノサシ」を探り、世に広げることがミッション、とのこと。

このようなメディアに掲載いただけるのは、とっても嬉しいです!!
ありがとうございます。


花き園芸業界において、SDGsという視点は欠かせなくなってきています。企業や小売店として、どのような取り組みを進めていこうか?何ができるのか?
そう悩まれている方は、ぜひ「STEMN」の導入、もしくはコミュニティの参加をご検討ください。
廃棄されるはずの茎をできるだけ資源化する「STEMN」プロジェクトを、
ともに育てていきましょう!

▶「STEMN」プロジェクト
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