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22歳

今日、妹が22歳になりました。
無事、就職活動も終わったみたいで、本人が一番ほっとしていると思いますが、私もよかったなと嬉しくなりました。

そんな中、昨日は家族でお誕生日祝い。
しゃぶしゃぶを食べて、その後はフルーツタルトのバースデーケーキです。
娘たちが二十歳を過ぎてもバースデーソングを歌いたがる母につられて、
「ハッピバースデートゥーユー」と歌ってお祝いをしました(笑)
本人は気恥ずかしそうにしながらも、
「ありがとう」と言って、大きいろうそく二本、小さいろうそく二本の火に、ふっと息を吹きかけました。

プレゼントは白の、レザー風の小さめのバッグというリクエストをもらっていたので、夕方にルミネの中を歩き回って決めたものをあげました。
思っていたより、様々なブランドにその類のバッグはあって迷ったのですが、持ち手がバンブーの、大人っぽいデザインにしました。

プレゼントの包装紙をとった妹は
「かわいい」と呟いてほろっと顔をほころばせていました。
私の心の中がぱっと明るくなります。プレゼントしたものが喜ばれるのは、いいものです。

ランドセルを背負った妹を、私が母親の携帯で動画を撮り「何年生になるの?」と聞くと、「一年生でーす!」と元気よく答えていた妹も、来年には社会人。
時が経つの早いものだなとしみじみしてしまいます。

今、これを実家で書いているのですが、斜め前にピアノがあります。
私はピアノを習わず、英会話を、
妹は英会話は習わず、ピアノを小学生のときに習っていました。
小さい頃の、それぞれの選択なので、
なぜ自分がピアノを選ばなかったのかは分かりませんが、同じ22年間でも、やってきたものや見てきたものは私と妹では違います。

違いますが、妹のピアノの発表会や部活の演奏会に母と足を運んだ思い出は楽しかったなあと今でも時折、思い出します。
同じことはしていないから、どういう感覚なのかは分からないけれど、
でも妹の見ている世界を少し見させてもらっている感じがしました。

妹は妹で、色々感じてきたものをこれからもベースに、人生楽しんでほしいです。

今日、妹は彼氏に誕生日を祝ってもらうとのこと。
昨日、私があげた白のバッグを持って行くと言っていました。
今日は心地よく風も吹いていて、空も青いです。
夏っぽいデザインのあのバッグは、きっと今日のような日によく合います。

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