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妹との帰り道

先日、実家に帰った日。お昼ご飯を母と妹と食べに、近くのイタリアンに行きました。

ピザやガーリックトースト、パスタをお腹いっぱいに食べて、満ち足りた気分。食後、母はこのまま自転車でスーパーに行くと言うので、妹と家まで歩きました。

春の、あたたかくて、でもちょっと乱暴な風を受けながら、
「お腹いっぱいだねえ」
「くるしいね」
と二人して言い、歩きます。

話題は妹の就活や、就職したら一人暮らしするの?とかお家のこととかに変わっていきました。
思えば、妹とちゃんと会話をするのはとても久しぶりです。
あまり姉らしいことができずにここまで来てしまったのが、ちょっと後悔している部分でもあります。
だから就活で妹が少し弱気な部分を見せてくれているのが、
嬉しくもあり、くすぐったい思いもありました。

結局、的確な役に立つアドバイスはできた気がしないのですが、
妹が自分で考えて自分で納得できればいいと思うとは伝えました。
他人からの評価や、この大学を出たからという理由で仕事を決めるよりも、自分が納得することが一番。

「どうしよ、秋まで決まらなかったら」と言う妹に
「いつか必ず終わるさ」と返しました。
ちょっと姉ぶって言ってみたので、途中で気恥ずかしくなり、
語尾は少し上擦ってしまいました。

妹の就活がうまくいくといいなあと、帰り道の電車で思いました。
姉らしくない姉の私ですが、妹のグッドラックは昔から変わらず願っています🐈

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