命の優先順位
お久しぶりです。
本当に久々の投稿になってしまいました^^;
今日はタイトルにもある通り、「命の優先順位」について書いていこうと思います。
私は13の時に「醜形恐怖症」という、
容姿の欠落に苦しむ病気を知り、以降、美容や心理学を学び、患者に寄り添う事ばかりを考えていました。
しかし、小学生の頃までは動物に携わる仕事を目指していました。
今でもその夢は捨てきれず、
動物愛護団体のボランティア活動をしているのですが、
美容や心理学を学ぶ上でよく聞く言葉が
「動物実験」
です。
それは、動物の命を利用して、化粧品の原料の安全性や抗うつ剤の効果を証明するものです。
うさぎの目に薬剤をいれる「眼刺激性実験」
マウスの口に試験物質を強制投与する「急性毒性試験」
など、種類は様々です。
小さい頃から動物が大好きで、一時は殺処分からイヌやネコを守る仕事をしたいと考えていた私にとって、とても衝撃的で悲しい言葉でした。
海外では、HSI(Humane Society International)という組織が動物実験廃止に向け、さまざまな活動をしています。
他にも「動物実験はするべきでない」「動物実験を行なっているメーカーの商品は購入しない」など、人々の考えや意識を変わりつつあり、それ故に動物実験を利用する企業は年々減っている事がわかっています。
少しずつ世の中の意識が変わっているのは事実ですが、
まだ世界各地では動物実験が行われており、また殺処分も完全には廃止されていません。
美容業界や精神医学の世界で仕事がしたい気持ちがあるのは勿論ですが、だからといってこれらの実態を正当化しようとは決して思いません。
しかし、単なる素人大学生である私にこの様な残虐行為を廃止させる事は難しいでしょう。そもそも人間の命が優先されてしまう事は仕方がないことです。
残念ながら命には優先順位が存在します。
動物の命が人間の命の大きさに勝る事は難しいといえるでしょう。
では、我々に一体何が出来るでしょうか。
私は動物達に「感謝する」事が大切です。
"単純"で"無意味"と思われるかもしれません。
しかし、単純だからこそ誰にでも出来て、
誰にでも出来た結果が意味を成すでしょう。
お肉を食べる前に言う「いただきます」や
食後の「ごちそうさまでした」
綺麗でいられるのは動物達が頑張ってくれたおかげだ
化粧品に触れる度に感じる「ありがとう」
アニマルセラピーという言葉があるように、
人の心と動物の間には大きな繋がりがあります。
だからこそ我々人間はその存在全てに
感謝をしなければならないでしょう。
いつか「ありがとう」という言葉が
世界に小さな動きを魅せてくれると
私は信じています。
その時、救われる命があるかもしれません。
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