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「考えるな。感じろ。」とブルースリーもヨーダ先生も仰っているとおり

最近はFOM(Foundation OF Mindfulness)というワークショップにはまっています。

ワークショップを開催する方がハマっているというのはおかしな話ですが、純粋に楽しみながらワークショップをやらせていただいております。

毎週金曜夜 90分×4回

Foundation of Mindfulness (マインドフルネス ベーシック)

1ヶ月間、毎回テーマを設定して、それについて見方を広げながら練習に繋げていっています。
ちなみに今回は「続ける瞑想 練習の土台を築く」をテーマにしています。
小テーマとして4つのテーマをおいています。

・「マインドフルネス」
・「優しさ」
・「精密さ」
・「手放す」

この4つです。
テーマを設定することで、マインドフルネスの奥深さを感じます。

そして結局
「練習をすること!!」

ここにつきるな、ということに帰着してます。
#練習あるのみ

そこにはしっかり理論もありますが、結局頭でやるものではないんですね。
体に染み付くまで練習する段階がないとなんにもならない。

体育会系の楽しさを再発見しています。


こういうとき思い出すのは、
若いころにハマったダンスです。
当時ハマったのはステップを多く使うジャンルのダンスだったのですが、ひたすら同じステップを踏み続けていたのを思い出します。

単純なステップでも先生のステップはとってもかっこいい。
完コピして、同じステップを踏んではいるつもりなのですが、
先生のステップはかっこよく、美しくみえる一方で、
自分のステップはどんなに真似して何年も練習を重ねても、、ぎこちなさがあったりしました。


そこにはちょっとした、足の角度や、動き出すタイミングやスピード、上半身の使い方、バランス、力の抜き方など、微妙な違いの積み重ねが、結果美しさに影響を与えています。

当時「ステップに完成はないからね!」と言われたのをよく覚えています。
そこにある種の深みを発見すると、ステップひとつも延々に練習ができたりしました。

マインドフルネスの練習も、シンプルな3ステップです。
1 . 良い姿勢で座る
2 . 呼吸に意識をおく
3 . なにか考え事をしたら「考えた」とラベルをはって呼吸に意識を戻す。


たったこれだけなので、「簡単だね!」とよく思われます。
シンプルですが、これをシンプルに続けることは簡単なことではありません。
シンプルにこの練習の「良さ」を味わうことが難しかったりします。

やっぱり瞑想は頭で考えて達成するものではないなと。


「考えた」ではなく「考えちゃった」と後悔のフレーバーが入ったり、
練習が進まない感じがすると、自分を「だめなやつだ」と責めたり、
「もっと効率的にすすめたい」と余分なアレンジをしたり
効果が出ない感じがすると「もういいや」と練習をやめたりします。

うまく練習しようと「考え」ていることもあります。
ちゃんと理解しようと「考え」ていることもあります。

「考えて」「理解」すれば瞑想がうまくいくような気がしたりします。

勉強は方向性の確認に重要です。
やっぱり瞑想の練習は肉体労働だなと。
一見意味のないことのように思えるかもしれませんが、
マインドフルネスのこのシンプルなステップを続けることが面白い。
できないので(笑)


その単純さに、改めて練習が楽しいなと感じる今日この頃です。

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