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塩見直紀の試行100(029)「テーマ×問題集( ユニークな文房具、雑貨と地方創生の掛け算による可能性の問題集」


「地域資源から新しいアイデアを生み出す問題集【全国の市町村編】」を全国から集う福知山公立大学(地域経営学部)の学生に故郷編をつくってもらう試みを2017年ころより、おこなってきました。16の問いかけ文をおさめ、アイデアを生み出してもらうためのアイデアブックですが、「故郷の地域資源、宝もの」の活用をテーマにタイプ以外に、「ワンテーマ編」だけの作品もいくつか生まれています。今回ご紹介するのは、福知山公立大2017年入学の塩見ゼミ生・板倉仁夢さんによる卒業研究作品「ユニークな文房具、雑貨と地方創生の掛け算による可能性の問題集」です。すぐれたコンセプトの研究と創造をテーマにする3年次のゼミのなかで、文房具のコンセプトに関心をもつようになり、板倉さんは地域発の文房具の可能性を探っていくようになります。以下、板倉さんが編まれた作品のまえがき文です。

この問題集は福知山公立大のゼミでの小さなきっかけから始まった作品です。「文房具、雑貨での地方創生」と聞くととても壮大なもののように感じるかもしれませんが、要は「地域資源」と「文房具、雑貨」の掛け合わせです。実現できるのはわずかかもしれませんが、組み合わせは無限にあるので僕の考えた例を参考に、あなたならではのオリジナル文房具雑貨を考えてみてください。考えていくうちにあなたの地域の特性や文房具、雑貨の特性など様々なことが見えてくると思います。そして、いつかこの問題集を手に取った人のアイデア商品で地方創生が行われることを期待しています。

以下のサイトで、PDFをご覧いただけます。ぜひチェックください。みなさんの地域にも魅力的な文房具が生まれていきますように。


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