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2023年に読んだ本のなかで、明治の代表的な啓蒙思想家・福沢諭吉(1835-1901)が日本人に与えた影響は大きい(一番ではないか)といった文に出会いました。そんな種が僕のなかに眠っているせいか、『福翁自伝』を読んでいます。大学時代、僕は国史学科だったのですが、教職関連の授業で熱い先生がすすめてくれた『福翁自伝』(岩波文庫)、なつかしく思い出しつつ。この本を編まれた齋藤孝さんいわく、「近代以降の日本人が書いた本でもっともよい本だと思います」(7p)。そういえば、この数か月、「言海」を編んだ大槻文彦に関する本(高田宏『言葉の海へ』)や「哲学」「概念」「芸術」「心理学」などの言葉をつくった西周の本を読んだりしてました。いつか「明六社」に関する本を読む日があるかも。






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