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『フランス現代思想史~構造主義からデリダ以後へ』(2015)を書かれた哲学者・岡本裕一朗さんにひかれて、最近、『世界の哲学者が悩んできた「老い」の正解』(2023)を読了。2009年には『12歳からの現代思想』という本を出されていて、若い世代へどんな本づくりをされるのか、興味深く拝読中です。

イマという時代を理解するためのツールーーそれが現代思想なのです。大人だけでなく、子どもでさえも、社会や自分自身を理解するには、現代思想が必要になってくるのです。(中略)思想は、たとえていえばメガネのようなものです。そのメガネをつけてみると、いままで気づかなかったことが見えてきたり、まったく違った風景が現れたりするかもしれません。現代という時代を見るには、現代思想のメガネが必要になります。(9p)





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