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大人ワーホリのお金のあれこれ


こんにちは!元外資CA 脱サラしてアイルランドにワーホリに行くシオミです✈️🇮🇪

今回は、私が最高に苦戦した
脱サラ→フリーランスで行くワーホリのお金のあれこれについてをお話しします!

ちょっとでも安く、無駄なお金は払いたくないのでかなり奮闘しました!

少し細かい話になりますので、もし海外に長期で行かれる方で、諸手続きをどうしようか考えられてる方の参考になればと思います。

参考までに、私は2月末まで日本で会社員として働き
3月1日から脱サラし、3月15日にアイルランドに渡航するという日取りで動きました!

かなりドタバタで能天気おバカ丸出しな内容となっていますが、温かく読んでいただけると嬉しいです、、!

出国までの健康保険はタダ!?裏技紹介!


当初、国保は高い!!!という認識があり、出国までの健康保険は、できるなら2月まで勤めていた会社の健康保険を任意継続しようと考えておりました。

健康保険を任意継続する場合、

「任意継続には、まず今の保険証を返却して、その後に任意継続の手続きをして新しい保険証を送るので、大体2週間ほどかかります。」

連絡1本で、会社を辞めた後も保険証延長して保持させてくれるんでしょ〜?

と、今考えるとかなり能天気に考えたので、会社を辞める前日に、当時の健康保険の会社に連絡して絶望しました。。。


。。。


2週間かかったら私もう日本にいなし、、。

一応手続きさえしていれば、この新しい保険証が来るまでの間の医療費は全額実費でその後に7割(私は保険3割負担なので)が返ってくるということでした。

ただその7割が返ってくる手続きをする時に、私はアイルランドに行っているし、2週間後に届いた保険証をまた返却しなければいけないというかなり無理なスケジュール。。(無念)

そんなこんなで私の選択肢は国保一択となりました!

無計画な自分に猛省しながら、地元の役所に向かいました。結構なんでも大丈夫な方なんですけど、流石に2週間保険無しは、色々と怖いので、、笑笑

私の場合は、退職翌日〜渡航日にあたる
3月1日〜3月15日までの保険加入が必要です。

役所の人に事情を話すと、

同月に加入されて、返却される場合、国保は保険料かからないですよ〜


!?!?

、、、神か?

まさかの退職後から渡航までの2週間強、保険料がかからないこととなりました^ ^わーい

無事に国保に切り替えて、ペラッペラの保険証を入手しました!

これから脱サラしてワーホリを考えられいて、ギリギリまで仕事される方がいたら下記をお勧めします!

渡航前月の末日まで働き、

渡航月の1日〜渡航日までは国保に切り替える→
渡航日までの数日間の健康保険料の支払い義務がなくなります!
つまりタダ!わーい

確定申告の注意点


お勤めされていた方は確定申告がありますよね、会社でされている方は問題ないかと思うのですが、ご自身で開業されてる方は注意点が1点だけあるので、ご紹介します!

後ほど、詳しくお話するのですが、まず住民票を抜こうか検討されている方は、住民票を抜いた時点でマイナンバーカードを返却しなければいけなくなります。。!

確定申告どうすんだよ、、、!

ってなりますよね。私も慌てふためきました、、、!

私も今年度の分はもうすでに確定申告を終わらせて渡航したので、問題ないのですが、アイルランドに滞在している間にも少しだけリモートで働く予定なので、来年度分の確定申告がオンラインでできないと困る!ということが発覚しました!

この場合、来年度分の確定申告はマイナンバーカードを使用せずe-TAXでの確定申告となるので、利用者識別番号と暗証番号を控えておくと焦らずに確定申告に挑めると思います!

ちなみに私は、2月まで働いていた会社から退職時にもらった源泉徴収もこちらに持ってきました!
同じ境遇の方がいましたら、来年度は一緒に頑張りましょうね、、!


住民票は抜いたらどうなるの?

私が一番手こずったものが住民票についてです!

住民票はいろいろなものに紐づいていたので、本当に大変だったし、やり方は人それぞれだな、、と個人的に思います。

私は1年間住民票を抜くことを決断しました。

この決断に至った経緯と、住民票のあれこれを私のわかる範囲で、住民票を抜くことのメリット・デメリットを説明します!

情報が古かったり、私の地域と異なることがございましたら、ご容赦ください、、、!
(2023年3月19日現在の情報)

住民票を日本に置くことと住民票を抜くことの比較


住民税

まず住民税については、住民票を日本から抜くと、来年分が非課税となります。

※詳細1:
毎年1月1日の時点で住民票を置いている自治体から課税されるシステムです。住民票を抜いた翌年から原則として非課税の対象となります。

私の場合、今年の分はもちろん課税対象となります。2024年の1月1日に住民票を抜いている予定なので、2025年に請求がくる住民税に対しては、非課税の対象となります!

【住民票を抜く:住民税についてのメリット】

1番はやはり、住んでない分の住民税がかからないこと(翌年に請求かれる分)ですね。

ただ、勘違いしてはいけないのが、今年の1月1日には住民票が日本にあったため、今年の6月頃の住民税は課税対象となることです!

今まで会社が折半で支払ってくれていたものが、どさっと請求されるので、今から心しております、、、!

住民票を日本に残している方の場合は、2024年の1月1日も日本に住民票を置くこととなるので、来年の請求ももちろん課税対象となってしまいます。

年金


年金は、私の場合まず脱サラをした時点で、厚生年金から国民年金に切り替わりました。

住民票を抜いた方には以下の選択肢があるそうです!

・国民年金の任意加入
・国民年金の脱退

ちなみに私は国民年金は脱退することを選択しました。その経緯についても詳しくかきますね!

まず、国民年金を任意加入する場合、令和5年度は、月額16,520円を納めるる必要があります。その年によって金額も変動があるので、確認してみてください!

反対に国民年金を脱退した場合、老後にもらう年金が満額払っている人に比べて、月々1,620円少なくなるとのことでした。
(年金事務所の方に計算していただきました。)


【住民票を抜く:年金についてのメリット】

「自分で選択ができること」かと思います。

日本円で生活をしなくなる今

・年間20万円弱を支払うか、
・老後の年金が月々1,620円少なくなるか


上記を検討したときに、私はに国民年金の脱退を決断しました。


【住民票を抜く:年金についてのデメリット】

デメリットは、救済措置を取れないことでした。

国民年金には、条件を満たす場合

・全額免除
・一部免除
・納付猶予

などの救済措置があるのですが、こちらは全て日本に住民票のある人が対象です。

最初私も1年間の納付猶予の対応をしようとしていたのですが、住民票を抜くことによってそれができないことはわかりました。

もし、年金を満額もらいたくて、海外にいる間に納付猶予などの対応をしたい方は住民票を日本に置く選択が必要となります。

健康保険

健康保険は脱サラした時点で、会社の健康保険から国保に切り替わったので、ここでは国保の場合の話をしますね!

前提として、国保は住民票を抜いた時点で、自動的に資格を喪失した状態になります。

私が保険をどうしたかというと、1年間有効のAXAのschengen europe travel insuranceに加入しました!

私が調べた中では1番安かったものがこれでした。もっと安いのがあれば教えてくださいね!


【住民票を抜く:健康保険についてのメリット】

メリットについては、日本の健康保険の加入の有無を選択できることかと思います!

私の場合は、国保だったため、選択肢はなく、資格喪失となってしまうのですが、以前に勤めていた会社の健康保険を任意継続されたい場合、保険会社にもよると思うのですが、可能であるとの記事を見つけました!

海外に行く予定の方で、今の健康保険を任意継続したい方は保険会社に問い合わせてみるといいかもしれません!

もし住民票を日本に置く場合は、必ず何かしらの保険に入らないといけないので、日本に住んでいなくても毎月健康保険の費用がかかってしまいます。

※詳細2:
日本の法律により、会社の健康保険に入っている人や、生活保護を受けている人を除くすべての人は国民健康保険に加入するそうです。


【住民票を抜く:健康保険についてのデメリット】

デメリットについては、保険を誰かしらの控除に入れてもらうことを検討している場合、住民票が日本にない場合はこちらはできないので、その点だけはデメリットになるかと思います。

学生の方でご両親の控除に入れる方は、無理に住民票を抜かなくてもいいかもしれないですね!
私も学生時代に留学したときは住民票は日本においたまま、親の控除に入れてもらって1年間海外にいました!そのときどうしたのかは、また今度書いてみますね!


マイナンバー

冒頭でも軽くマイナンバーについてお話したのですが、私の失敗談を踏まえて詳細にお話します。

【住民票を抜く:マイナンバーについてのデメリット】

まず前提として、先ほどもお伝えした通り、住民票を日本から抜く場合、マイナンバーは返却することとなります。

私が心配したな〜と思ったのは、オンラインバンクアカウントの作成時です。

こっちでも結構オンラインバンクが主流で、通貨も条件によってはかなり低めの手数料や場合によっては手数料なしで送金することができます!

便利ですよね〜!アイルランドではRevolutが主流です!

この登録を日本でする場合は、マイナンバーが必要です!

ですので、日本で登録してから渡航を考えられている方は、マイナンバーを返す前に登録を済ませておくといいと思います!


結論


結果、「諸手続きどうしたらいいの?何が自分に合ってるの?」

正直答えは十人十色で、その人に合ったワーホリ・留学の準備があると思います。

私の場合は、冒頭でお伝えした準備をしましたが、他にもたくさんの方法があるし、ライフスタイルに合ったものが一番かと思います。

もし、もっと話して相談したい!とか、この手続きわからない!などありましたら、何か私で力になれることがありましたら嬉しいです!

まずは相談だけでも全然構わないので、もしよかったらこっちも覗いてみてくださいね!


結構複雑な内容でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
皆さんにとって留学やワーホリが素敵なものになりますように!


Thanks million!

Shiomi

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