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【ネオ山古志村Diary】H×H「幻影旅団」と山古志DAOのクニづくりは似ているのか?

長岡市民&山古志デジタル村民でもある私が感じた、「ネオ山古志村」の出来事について、今回は運営体制の仕組みづくりにおける活動を通して感じたことをお話しします。

ネオ山古志村のはたじるし

NishikigoiNFT(山古志DAO/デジタル村民)では、今年の2月から”ネオ山古志村”として新しいクニづくりを進めるべく活動をしています。
そのネオ山古志村の設立において、私も含め有志からなるデジタル村民が”世話人DAO”として集結し、「はたじるし」を策定しました。
※詳しい経緯などは同じ世話人DAOのRYUさんがまとめていますのでご参照ください。

世話人DAO発足前の”運営DAO準備会”で、毎週日曜夜に行われるMTGなどを通し、およそ1年にわたる時間をかけ、みんなで話し合いながらここまで辿り着きました。
現在は事業計画として、実際に行動にうつしたり、形にしたりすべく、引き続き日曜の夜にMTGをしています。

山古志を存続させること

運営DAO準備会が動き出した当初、まずはMVV(ミッション・バリュー・ビジョン)を考えようということでみんなで意見交換しました。
私もNishikigoiNFTの発足の背景などリサーチし、
存続か消滅か、岐路に立つ限界集落「山古志」
からはじまるnoteを見つけたこともあり、
山古志DAO(ネオ山古志村)の目的は「山古志を存続させること」なのではないかと思い、発言しました。(うろ覚えですが。。。)

幻影旅団のミッションは”存続させる”こと?

「存続させること」で思い浮かんだのはとあるマンガ。
それは「HUNTER×HUNTER」に登場する盗賊団”幻影旅団”。通称”クモ”。
団長のクロロが蜘蛛の頭として、手練の12人が蜘蛛の足となっており、クロロ主導のもと動きます。
しかしながら、”幻影旅団”は、「生かすべきは個人ではなく旅団」のもと、時にはやむをえずクロロを見殺しそうなこともありながら(ヨークシンのパクノダの件)、それぞれの判断で行動しています。
(意見が食い違う時はコインで決めるといった掟も存在します。)

つまり、団長を含めた各団員の命より、旅団そのものの存続を優先しており、”幻影旅団”のミッションも存続させることだと読み解きました。
(蜘蛛の頭がなくなれば代わりを見つけるといったところでしょうか。)

この「存続させること」が共通項となり、私にはネオ山古志村と幻影旅団が重なって見えたわけです。
ちなみに、幻影旅団は”クモのタトゥー”がメンバーの証でもあり、デジタル住民票としてNFTを発行したNishikigoi NFTの”デジタル村民”もなんか似てますね。

幻影旅団はDAOが目指すべき形なのか?

ネオ山古志村は、DAOというブロックチェーンを使った新しい組織形態「分散型自立組織」として活動を始めたわけですが、正直なところ、発足の中心メンバーである竹内さんがネオ山古志村の村長的に、運営面含め引っ張っている状況で、それを分散させようという意味でも、ネオ山古志村として運営体制をブラッシュアップしていると思っています。

国内では”DAO活”といったトレンドを通して、DAOについてもちょこちょこ目にするようになりましたが、分散型組織とはいうものの、ある程度まわり出すためにはクロロ的なリーダーの推進力も必要なのかと思っています。
竹内さん=クロロみたいな感じかも。。。)

また、分散型組織は蜘蛛の巣のようなイメージ図で表現されることが多いですが、それぞれバラバラに進み過ぎると、蜘蛛の巣も歪に大きくなり、巣が壊れそうなところも分かりにくくなるなど、不都合が生じるのでは?という懸念を個人的には持っています。
そこは”蜘蛛の体”の如く、頭と足で機能や役割などは分かれていますが、進むときは一つの個体として、それぞれバラバラに進み過ぎないように同じ方向に進むといったようなことが必要だと思います。
同じ方向を向く上で、それぞれの行動の判断基準となる”はたじるし”が重要になってきますね!

ともあれネオ山古志村はまだまだ始まったばかり。
すぐにでも形になって欲しい、動き出したい企画・プロジェクトは多くありますが、個人的には運営準備会期間中から、「七転び八起き」「急がば回れ」のようなカオスを楽しむメンタリティで臨んでいるので、今後もプロセスや日々のコミュニケーションを大切にしながら参加していければと思っています。
一方の「HUNTER×HUNTER」本編は休載中ですが、休載前は幻影旅団の誕生の背景について触れていました。こちらは再開&新刊が待ち遠しいですね!

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