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【長岡移住体験記】おせんべいイデオロギー

東京から新潟県長岡市に移住して3年。
今回のテーマは”おせんべい”。米どころ新潟ならではの魅力かもしれません。

おせんべいといえば…

私は青森県南部地方にある三戸町の出身なのですが、おせんべいといえば昔から”南部せんべい”で、小麦粉由来のおせんべいです。しかし、「おせんべい=南部せんべい」はマイノリティで、南部地方独自のメンタリティであることは、大学で首都圏に出てきて初めて知りました。
今でこそ南部せんべいも全国的な知名度が高まり、新潟や東京のスーパーでも必ず置いてあり、様々なバリエーションの商品が販売されていますが、好きなのは”白せんべい”
南部せんべいといえば、黒ゴマがかかってある”ごませんべい”が王道だと思いますが、昔からプレーンの”白せんべい”を食べ始めたら止まらない。。。今でも青森に帰省すると必ず買って帰ります。
中でも外せない”ブランド”は、三戸町内の幼なじみの家族がやっている煎餅店「小山田煎餅店」。三戸町の道の駅やスーパーでも売ってますが、本店で買うと、おまけで焼きたてあつあつのせんべいをその場で1枚もらえます。

ほかにも”せんべいのみみ”など、”南部せんべい”について語り尽くせないことだらけで、私のおせんべいのベースは南部せんべいにあります。

米菓王国新潟

南部せんべいを食べて育った私ですが、新潟県長岡市に移住して、おせんべいの価値観も広がりました。一般的におせんべいといえば、当然米菓のことを指すかと思います。
米菓には、うるち米でつくる平べったい”おせんべい”や、もち米でつくる”おかき””あられ”などありますが、我が家では総称して米菓のことをおせんべいと呼んでいます。(うちだけかもしれませんが。。。)
新潟に移住して驚いたことの一つに、スーパーの米菓コーナーの広さがあります。原信やウオロクといったスーパーは米菓の種類も豊富で、毎回目新しい商品はないか見てしまいます。
メジャーブランドも新潟県内に集中しており、国内売上1位〜3位を新潟県勢が独占。(1位:亀田製菓 2位:三幸製菓 3位:岩塚製菓)
※2019年データ

まさに米菓に囲まれた王国で、我が家のおやつ棚にも何かしらストックしてあり、自分自身の中でもおせんべいは”米菓”として再インストールされ、南部せんべいはそのままワンワードで”南部せんべい”と呼ぶことにしています。

長岡みやげのお気に入り

多くの米菓メーカーがひしめく群雄割拠の新潟県ですが、その中でも私のお気に入りは「加藤製菓」の”マヨネーズおかき”

加藤製菓は長岡に構える老舗で、長岡駅構内の「ぽんしゅ館」や道の駅「ながおか花火館」でもお土産コーナーで売ってます。
仕事仲間が来訪した際にお土産として買って、美味しかった〜と感想をもらってから注目するようになったのですが、マヨネーズ味以外にもチーズ味など、晩酌に合うフレーバーも展開しており、つまみとして食べ出したらお酒も止まりません。。。
(ちなみに私の母親も来訪するたびにお土産として買っていくようになり、
ファンになりました。)


この時期、近所の水のはった田んぼ沿いを歩くことが長岡生活を実感する瞬間でもありますが、長岡生活に欠かせない、おせんべいのお米の恵みに感謝です!


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