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作詞・入門講座 1-9 (SK1-9)。 ①「歌作り(作詞/作曲)」について。 (「作曲」と「編曲」)

目次(表紙)

■ 「作曲」と「編曲」

・「作曲」と「編曲」は、一見、別もののように思っている方も多いのではないでしょうか。

確かに、「作曲」は「メロ」を書くことであり、「編曲」は「伴奏」を書くことです。

しかし、「作曲」の「鼻歌」でも記しましたように、「内容」は違ってはいますが、「要領・コツ・感覚」は同じです。

例えると、「4声体」でいえば、「S・ソプラノ(メロ)。 A・アルト。 T・テノール。 B・バス」の、4パートですが
 「作曲」とは、「S・ソプラノ(メロ)」を書くこと。
 「編曲」とは、残りの「A・アルト。 T・テノール。 B・バス」を書くことです。

このように、単純に考えても、ただ、書くパートが異なるだけで、各パートを書く「要領・コツ・感覚」は同じです。 もちろん、厳密にいえば違いますが、場合によっては、「B・バス」が「メロ」になる場合もあるわけですし、「対旋律」として書けば、全てが「メロ」の立場になります。

ということで、「作曲」と「編曲」は、一見、別もののようですが、別の言い方をすると「編曲」は、「A・アルト。 T・テノール。 B・バス」を、「作曲」している感じです。

なので、「編曲」をする場合は、「作曲」もおすすめします。 (「S・ソプラノ(メロ)」を書くこと)

そうすれば、その「要領・コツ・感覚」が、そのまま残りの「編曲」部分である「A・アルト。 T・テノール。 B・バス」に適応させればいいだけですので簡単だと思います。


(つづく)

「歌作り(作詞/作曲)」についてでした。
ちなみに、「作詞」の詳細説明は、後日、やります・・・