潮風のエチュード

「作詞・作曲・講座」を書いています。

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記事一覧

「カリンバ講座」追加しました。

■「カリンバ」講座を、新たに追加しました。 ■「ライアー(竪琴)」講座の、制作・開始は、2021年夏頃からの予定です。

作詞・入門講座 2-8 (SK2-8) 。  ②「作詞」について。 「作詞」についてのまとめ

目次(表紙) ■ 「作詞」についてのまとめ ・以上、簡単ではありますが、特に、大切な関係をピックアップしてみました。 当然のことながら、「作詞」の「ノウハウ」は、沢…

作詞・入門講座 2-7 (SK2-7) 。  ②「作詞」について。 「曲」との「すり合わせ」(微調整)

目次(表紙) ■ 「曲」との「すり合わせ」(微調整) ・最後は、「曲」と「詞」の「すり合わせ」です。  「曲先」でも、「詞先」でも、結局、同じなのですが、 「曲」と「…

作詞・入門講座 2-6.3 (SK2-6.3) 。  ②「作詞」について。 「書き過ぎない」。「余韻を残す」

目次(表紙) (前回のつづき) ・例を上げたらキリがありませんが、同じく、川端康成の長編小説「古都」も「余韻」を残して終わっています。 「ヒロイン・千恵子」と、双子…

作詞・入門講座 2-6.2 (SK2-6.2) 。  ②「作詞」について。 「書き過ぎない」。「余韻を残す」

目次(表紙) (前回のつづき) ・この手法は、「小説」でよくみられます。 例えば、有名な作品ですと、川端康成の「伊豆の踊子」は、みなさんご存じだと思います。 あの「…

作詞・入門講座 2-6.1 (SK2-6.1) 。  ②「作詞」について。 「書き過ぎない」。「余韻を残す」

目次(表紙) 「書き過ぎない」。「余韻を残す」 ■ 「書き過ぎない」。「余韻を残す」 ・次に、「書き過ぎない」についてです。 「行間」で語る。 「余韻を残す」。 と…

「作曲」関係の講座と「学習の仕方」について

・「作曲」関係の講座ですが、ボリュームもありますし、当然ですが、順次、難易度も高くなります。 「楽器」の習得には、長い年月が必要なように、 「作曲(編曲)」の習得…

作詞・入門講座 2-5 (SK2-5) 。  ②「作詞」について。 「表現」の仕方

目次(表紙) 「表現」の仕方 ■ 「表現」の仕方 ・「表現」の仕方とは、実際の「言葉」として、どう書くか。ということです。 大別して、「直接」的な表現と、「間接」的…

作詞・入門講座 2-4.2 (SK2-4.2)。  ②「作詞」について。 「ドラマ(物語)」と「起承転結」

目次(表紙) (つづき) また、「1番」と「2番」の、「全体」の話しの流れも大切です。 「1番」が「序盤(中盤)」であれば、 「2番」は「(中盤)終盤」です。 ただし、「時系…

作詞・入門講座 2-4.1 (SK2-4.1) 。  ②「作詞」について。 「ドラマ(物語)」と「起承転結」

目次(表紙) 「ドラマ(物語)」と「起承転結」 ■ 「ドラマ(物語)」と「起承転結」 ・「ドラマ」とは、「物語」のことです。 「恋愛」について、「好き」とか、「悲しい」…

作詞・入門講座 2-3 (SK2-3)。  ②「作詞」について。 「テーマ(主題)」

目次(表紙) テーマ(主題) ■ 「テーマ(主題)」 ・「作詞」の内容で、まず、必要になることは、「テーマ(主題)」を、決めるということです。 「テーマ(主題)」とは、「何…

文学の散歩道 (BU2D-5)「にごりえ・たけくらべ」(樋口一葉) 5

目次(表紙) (前回のつづき) ◆ 「女」として「生まれる・・・」。それが「不幸」の始まり。。。  それが、この時代だったのでしょうか・・・ 「女」として生まれてきた…

ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-7.3 (PP・Ⅲ-7.3K) 「Am調-C調」 部分転調

目次(表紙) (前回のつづき) 「Am調-C調」 部分転調 するポイント ■ 「Am調-C調」 部分転調 するポイント 上記の「コード」についての参考・まとめです。 「Am調」で…

ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-7.2 (PP・Ⅲ-7.2K) 「Am調-C調」 部分転調

目次(表紙) (前回のつづき) (再掲) ■ 次に、「メロ」を修正します。 「C調(長調)」と「Am調(短調)」では、「メロディー」は「3度」の関係にあります。 (ちなみに、「…

ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-7.1 (PP・Ⅲ-7.1K) 「Am調-C調」 部分転調

目次(表紙) 1。 テーマ 1-1。 「Am調-C調」 部分転調 「Am調-C調」 部分転調 です。 2。 「Am調-C調」 部分転調 のポイント  ■ 「Am調-C調」 部分転調 です。 「A…

ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-6.3 (PP・Ⅲ-6.3K) 「4声・スプレッド」

目次(表紙) (前回のつづき) (再掲) ■ 「全体」について、「縦(コード)」と、「横(SATB)」ラインを意識・確認します。 ■ 「コード」は、「完全・和音」になることがベ…

「カリンバ講座」追加しました。

「カリンバ講座」追加しました。

■「カリンバ」講座を、新たに追加しました。

■「ライアー(竪琴)」講座の、制作・開始は、2021年夏頃からの予定です。

作詞・入門講座 2-8 (SK2-8) 。  ②「作詞」について。 「作詞」についてのまとめ

目次(表紙)

■ 「作詞」についてのまとめ

・以上、簡単ではありますが、特に、大切な関係をピックアップしてみました。
当然のことながら、「作詞」の「ノウハウ」は、沢山ありすぎて、書ききれませんので、この程度に止め、実際には、「作詞」の本に書かれているように、作詞の書き方・ノウハウがいろいろありますが、とりあえず、ここで書いたようなことを、まず、意識して作詞の作業をしてみてください。

■ 「作

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作詞・入門講座 2-7 (SK2-7) 。  ②「作詞」について。 「曲」との「すり合わせ」(微調整)

作詞・入門講座 2-7 (SK2-7) 。  ②「作詞」について。 「曲」との「すり合わせ」(微調整)

目次(表紙)

■ 「曲」との「すり合わせ」(微調整)

・最後は、「曲」と「詞」の「すり合わせ」です。 
「曲先」でも、「詞先」でも、結局、同じなのですが、
「曲」と「詞」の「文字数(字脚)」を、「一致」させなければなりません。

しかし、「曲」を調整するということは、なかなか難しいものです。
「一ヶ所」を、もし、修正すれば、どうしても、「前後のフレーズ」に影響が生じます。 とにかく、「曲」で、

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作詞・入門講座 2-6.3 (SK2-6.3) 。  ②「作詞」について。 「書き過ぎない」。「余韻を残す」

作詞・入門講座 2-6.3 (SK2-6.3) 。  ②「作詞」について。 「書き過ぎない」。「余韻を残す」

目次(表紙)

(前回のつづき)

・例を上げたらキリがありませんが、同じく、川端康成の長編小説「古都」も「余韻」を残して終わっています。

「ヒロイン・千恵子」と、双子である「苗子」。 この二人は、赤子の時に生き別れ、やっと「再会」できたのに・・・。

小説では、「決定的」な「最終的・結末」は書かれず、二人は「別れ」ていきます。まったく、「伊豆の踊子」と同じです。

「古都」は、物語としては、ま

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作詞・入門講座 2-6.2 (SK2-6.2) 。  ②「作詞」について。 「書き過ぎない」。「余韻を残す」

作詞・入門講座 2-6.2 (SK2-6.2) 。  ②「作詞」について。 「書き過ぎない」。「余韻を残す」

目次(表紙)

(前回のつづき)

・この手法は、「小説」でよくみられます。
例えば、有名な作品ですと、川端康成の「伊豆の踊子」は、みなさんご存じだと思います。

あの「学生さん」と「踊子」。  最後、どうなったのでしょうか?
単純に考えれば、二人は、「伊豆(下田の港)」で「別れた」わけですから、「悲恋の恋物語」です。

しかし、表向きでは、「学生さん」の「旅費」が底を尽きかけたので、東京に戻った

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作詞・入門講座 2-6.1 (SK2-6.1) 。  ②「作詞」について。 「書き過ぎない」。「余韻を残す」

作詞・入門講座 2-6.1 (SK2-6.1) 。  ②「作詞」について。 「書き過ぎない」。「余韻を残す」

目次(表紙)

「書き過ぎない」。「余韻を残す」
■ 「書き過ぎない」。「余韻を残す」

・次に、「書き過ぎない」についてです。
「行間」で語る。 「余韻を残す」。 とかもそうなのですが、なんでもかんでも、書きたいことを、「書き過ぎない」ということです。

そもそも、「自由詩(ポエム)」と違い、「歌詞」は、スペース(文字数)の「制限」があります。

「2番」までの曲で、「4行詩」で書く場合は、
4

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「作曲」関係の講座と「学習の仕方」について

「作曲」関係の講座と「学習の仕方」について

・「作曲」関係の講座ですが、ボリュームもありますし、当然ですが、順次、難易度も高くなります。

「楽器」の習得には、長い年月が必要なように、
「作曲(編曲)」の習得にも同じように、多くの時間と学習が必要です。
   (だいたい、5~10年程度の学習は必要と思われます)

ポイントは、学習を「長く続ける(継続)」ことですが、そのためには「楽しく」なければ続きません。

どうすれば、「楽しいか?」とい

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作詞・入門講座 2-5 (SK2-5) 。  ②「作詞」について。 「表現」の仕方

目次(表紙)

「表現」の仕方
■ 「表現」の仕方

・「表現」の仕方とは、実際の「言葉」として、どう書くか。ということです。 大別して、「直接」的な表現と、「間接」的な表現があります。

「直接」的とは、気持ちを「そのまま」書くということです。 それに対して、「間接」的とは、「遠回し」に書く。ということです。

「比喩」もそうですね。 例えていう言い方です。 また、
「言葉」でいうのではなく、「

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作詞・入門講座 2-4.2 (SK2-4.2)。  ②「作詞」について。 「ドラマ(物語)」と「起承転結」

作詞・入門講座 2-4.2 (SK2-4.2)。  ②「作詞」について。 「ドラマ(物語)」と「起承転結」

目次(表紙)

(つづき)

また、「1番」と「2番」の、「全体」の話しの流れも大切です。
「1番」が「序盤(中盤)」であれば、
「2番」は「(中盤)終盤」です。
ただし、「時系列」が、一方向とは限りません。

「1番」が「過去(回想)」。 
「2番」が「今」。 の場合もありますが、

「1番」が「今」。 
「2番」が「過去(回想)」。 の場合もあります。

その他、「1番」と「2番」とでは、「対

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作詞・入門講座 2-4.1 (SK2-4.1) 。  ②「作詞」について。 「ドラマ(物語)」と「起承転結」

作詞・入門講座 2-4.1 (SK2-4.1) 。  ②「作詞」について。 「ドラマ(物語)」と「起承転結」

目次(表紙)

「ドラマ(物語)」と「起承転結」
■ 「ドラマ(物語)」と「起承転結」

・「ドラマ」とは、「物語」のことです。

「恋愛」について、「好き」とか、「悲しい」とか、「感情的」なことばかり羅列しているような書き方ですと ただ、「うっとうしい」だけで、「共感」もできません。

「共感」とは、「聞き手」も「同情」感が生じたり、自分も同じ立場になって、その世界に立ち会っているような気持ちに

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作詞・入門講座 2-3 (SK2-3)。  ②「作詞」について。 「テーマ(主題)」

作詞・入門講座 2-3 (SK2-3)。  ②「作詞」について。 「テーマ(主題)」

目次(表紙)

テーマ(主題)
■ 「テーマ(主題)」

・「作詞」の内容で、まず、必要になることは、「テーマ(主題)」を、決めるということです。

「テーマ(主題)」とは、「何」を書くか? ということです。 
一番多いのは、「恋愛」関係のようです。 といっても、
いろいろな時期・段階があります。 

序盤である、「出会い」の時期、「恋の芽ばえ」の時期もあれば、
中盤の「ハッピー」な時期、さらに、

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文学の散歩道 (BU2D-5)「にごりえ・たけくらべ」(樋口一葉) 5

文学の散歩道 (BU2D-5)「にごりえ・たけくらべ」(樋口一葉) 5

目次(表紙)

(前回のつづき)

◆ 「女」として「生まれる・・・」。それが「不幸」の始まり。。。 
それが、この時代だったのでしょうか・・・

「女」として生まれてきたばっかりに、「不幸」が待っている人生。
この世の中・・・
そういうことが、「後期・作品」のテーマとして、どれも、「メッセージ」が隠されています。

また、悲しいかな、「一葉・自身」も、その「解決策。答え」を見つけることができませ

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ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-7.3 (PP・Ⅲ-7.3K) 「Am調-C調」 部分転調

ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-7.3 (PP・Ⅲ-7.3K) 「Am調-C調」 部分転調

目次(表紙)

(前回のつづき)

「Am調-C調」 部分転調 するポイント
■ 「Am調-C調」 部分転調 するポイント

上記の「コード」についての参考・まとめです。
「Am調」で書いた曲において、
「C調」の部分転調に修正したい場合のポイント箇所として、

例えば、
「Am: Dm-Bm7♭5-Am」や、
「Am: Bm7♭5-G7-Am」や、
「Am: Bm7♭5-E7-Am」などにした場

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ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-7.2 (PP・Ⅲ-7.2K) 「Am調-C調」 部分転調

ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-7.2 (PP・Ⅲ-7.2K) 「Am調-C調」 部分転調

目次(表紙)

(前回のつづき)

(再掲)

■ 次に、「メロ」を修正します。

「C調(長調)」と「Am調(短調)」では、「メロディー」は「3度」の関係にあります。 (ちなみに、「3半音」ではないので注意)

要するに、下段の「Am調」の「メロ (★の音符)」を、
「上」に「3度」移動すると、
上段の「C調」の「メロ (■の音符)」になります。

これは、「C調」の視点でみると、

   「■

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ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-7.1 (PP・Ⅲ-7.1K) 「Am調-C調」 部分転調

ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-7.1 (PP・Ⅲ-7.1K) 「Am調-C調」 部分転調

目次(表紙)

1。 テーマ
1-1。 「Am調-C調」 部分転調
「Am調-C調」 部分転調 です。

2。 「Am調-C調」 部分転調 のポイント 
■ 「Am調-C調」 部分転調 です。

「Am調-C調 部分転調」の考察
■ 「Am調(短調)-C調(長調) 平行調」・部分転調 の考察です。

「ポピュラー」でよくやられる「部分転調」に、「平行調」があります。
ということで、「Am調→C調」

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ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-6.3 (PP・Ⅲ-6.3K) 「4声・スプレッド」

目次(表紙)

(前回のつづき)

(再掲)

■ 「全体」について、「縦(コード)」と、「横(SATB)」ラインを意識・確認します。

■ 「コード」は、「完全・和音」になることがベストですが、適宜、「重複・省略」して「不完全・和音」にしてもいいです。 また、「規則」的なことは、ポピュラーでは無理に考慮する必要はありませんが、できる範囲はやってください。

■ 「外声(S・B)」は、自由に動いて

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