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形の認識

丸、三角、四角、長四角、菱形形から連想されるものをたくさん言語化してみると形の認識が深まります。丸いもの、三角のもの…と聞いてみてください。それぞれ5個くらい出ると良いですね。菱形は難しいかもしれません。2個くらい出るといいですね。

今度は形の似ているところ違うところを言語化してみます。例えば丸と三角はどこが違う?という具合です。形のイメージを内面化していきます。

ところで、△を▽のように見せると三角と答える子がいなくなります。それほどまでに私たちは無意識に△とイメージを植え付けてしまっているのだと感じます。また、△は▽のようにすると不安定になるので斜めのラインが見えているかが問われます。この「ななめ」のラインを見える力は第二段でもお伝えします。


そして保護者の方が驚かれるのは子どもが△を上手く描けないということです。そうなんです。三角は上手く描けない形です。やっぱりここでもポイントは「ななめ」です。しかし、描きか他を教え込んでも意味がないのです。あくまでイメージをしっかり持てるかです。それこそが認識です。

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