こどもの行動には必ず原因がある
なんで、そんなことするの?何回言ったらわかるの?
こういうことよくあると思います。特に男の子を育てているお母さんには男の子のやることが意味もわからないと思います。男の子って単純です。それに比べて女の子はなかなか賢いです。脳の構造の違いもあるかもしれません。
いくつかこどもの行動を挙げます
話が聞けない
→話を聞いてあげないとこどもは聞かないです。大人が先回りしてしまうのではなく、こどもの話そうという思いに寄り添ってみると聞いてもらった満足感から聞くようになっていきます。
こちらが伝えたことを理解していない
→言語の獲得段階でまだ知らない言葉が、その伝えたことの中に混ざってることもあります。言葉と物が一致したり、言葉からイメージできるものはまだまだ幼児期には少ないです。例えば私たちはマークを見て
それが何であるかわかります。しかし、言葉からイメージできるものは難しい段階にあると思えると、違う言い方で伝わることがあります。
してほしくない行動ばかりする
→こどもは注目された部分を伸ばしていきます。怒られ続けた子は怒られる子になります。反対に良いところに注目して褒めていくと良いところが伸びていきます。
そして全ては「あそび」学んでいきます。私たちは幼少期砂場で貸して、いいよ、ごめんね、仲間に入れてなど、いろんな事が学べました。時代が変わりましたが、こども自身は何も変わってないのです。社会モデルを変えるという話を聞いたことがあります。どういう事かというと、階段が目の前にあります。そこを車イスに乗った方がいた場合、私たちは頑張って階段を上りなさいとは言いません。階段にスロープをつけたり、昇降のステップをつけたり、社会のモデルを変えるわけです。その視点で子どもに接していくと私たち大人の関わる環境がいかに大事であるかわかります。