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数の学びの奥深さ

うちの子は数くらいはわかってる!数えられるし、○個だよ。とか、○個取ってと言えば分かってるし。

幼児期の学びで取りかかりやすいものに「かず」「もじ」がありますが、数えられたり、書ければ本当に理解しているのでしょうか。文字に関しては後日触れます。

かずを数える時に1から30くらいまではスラスラと数えられますか?

たくさんあるモノの中から指定した数だけ取り出せますか?

物に即しながら数えられますか?

この3つの内、全てクリアするのが難しい場合があります。

例えば1.2.3と数えていって12、16.17と飛ぶことはよくあります。

たくさんあるものの中から15個取ってね。と言っても空っぽになるくらい全部取ってしまうことがあります。

物に即しながら数えるときに、数える早さと指の動きが一致しなくて、数え間違えてしまうことがあります。

数の概念はこの事からもわかるように大人が思っている以上に難しいのです。

では、形成していくために何をすると良いのでしょうか。

私が考える方法は以下のものです。
日常の生活で1日に1回は数える経験を取り入れる。

デジタルや、ワークブックで数を学ぼうとするのではなく、アナログの具体的なものを数える。

まずはこの二つから取り組んでみると良いと思います。


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