【TRPG】デスゲームしたい


デスゲームの主催がしたい。

現実の話ではない。現実でやろうと思ったら多分宝くじを当てるところから始めなければいけない。やることも多い。

コンセプトを決めたり会場を決めたり参加者を選定したり、演出やタイムテーブルを練ったり、デスゲームが滞りなく進むように裏方と親睦を深めるためにMTGしたり、飲み会とかしないといけない。主催者たちのデスゲーム計画(裏側)めちゃくちゃ見たい。

そうではなく、TRPGでデスゲームがしたいのだ。
シナリオでデスゲームができるものはあるが、わたしがしたいのは「システムがデスゲーム」のものだ。
そのシステムさえあれば、いつでも何度でもデスゲームができる。そういうシステムが欲しいのだ。

シナリオ(ここではTRPGのシステムに拠らないものとする)のデスゲームとシステムのデスゲームでは何が違うのかというと、前者は普段は全く違うゲームだが、イベントストーリーで開催されるデスゲームで、後者はデスゲームをするためのゲームというところだ。

デスゲームを主軸においてやりたいのだ。わたしは。

それにデスゲームのシステムがあるのであれば、公式的に「デスゲームのGM」を名乗ることができるのだ。主催者になりたい。北野武。北野武も雇われだけど。

そう考えて、なんとかしてシステムでデスゲームが出ないかということを練っていた。

デスゲームと一括りにしても色々ある。色々あるので、システムで総括するのは難しいのだろうか。
わたしはデスゲームが好きだが、それでも世のデスゲーム好きに比べればミジンコ同然の知識しかない。
とりあえず自分が思うデスゲームの特徴をまとめてみようと思う。

・サバイバルゲーム
・騙し合いゲーム
・PvP
・大掛かりな仕掛け
・謎解き
・協力と対立
・トリックスターがいる
・主人公は生き残ることが多い
・トリックスターに気に入られる主人公
・クローズド(一定の閉鎖空間)
・ゲームの管理人がいる
・ゲームの後援をする金持ちたち
・陰謀
・傍観席にとって参加者の命が軽い
・参加者に秘密がある
・裏切り
・思惑の交錯

こんなもんだろうか? いくらか重複している気がする。
単純にバトロワのような「閉鎖空間で武器使って殺しあえ」というシンプル口減らしデスゲームもあるし、主催者がしかける謎が解ければ脱出できる! みたいなエンタメに富んだデスゲームもある。人狼ゲームのような頭を使う騙し合い心理戦ゲームでの殺しあいもある。
あとは、生き残れば願いが叶うとか。なにかしか生きる目的を与えられることは多い。

内容はそれぞれ異なるが、アウトラインはあまり変わらないんじゃないかと思う。

■デスゲームアウトライン

1、平凡な日常から突如、異常事態に巻き込まれる

2、大きさ広さは問わないが、閉鎖空間に複数人で隔離される

3、デスゲームの説明がされて、有無を言わせずに参加を強いられる。

4、お楽しみデスゲーム(協力、裏切り、潰し合い、謎解き、試練……)

5、クライマックス、生き残るか死ぬかの本番

6、死闘の結末、エンディング


こんなもんじゃないか?

こうまとめると結構、どんなデスゲームもできそうじゃないか? どうですか? どうですか?? 世のゲームデザイナーさん。いや俺の方がもっと面白いシステムに構築できる。そう思ってくれ。作ってくれ。頼む。頼みます。できればサイコロフィクションがいいです

1〜3までは導入フェイズ、4で試練(仮)フェイズ、5でクライマックスフェイズ、6リザルトで組めばわりと……いけませんかね……?

ずっとこんなことを考えすぎていて、いろんなシステムのこういうところ流用したらデスゲームシステムに使えるな……という思考になってしまう。早くデスゲームシステムが出てくれないと、このままでは生活に支障が出る。このままでは自分で作ってしまう。うぎゃー。

頼みます、デスゲームシステムを作って……
わたしが、わたしじゃ無くなる前に……早く……

操られている主催者の最後の残滓みたいになりましたが、まことにそう思っているので、頼みました。
頼みました。

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