【雑記】徹夜と怪談BLと600円のゲロ


仕事をやめたので、めちゃくちゃ不規則な生活をしている。
22時に寝て6時に起きるリズムを取り戻し、社会復帰せなあかん! と心では思っているが、それとは別にずっと創作をしていたい気持ちが優ってしまう。小説を書いたり、漫画を書いたりイラストを書いたりなどをして、金は発生しないものの心が満たされる。金が発生したら更に潤うんですけどね。

徹夜で「怪談BL」を書いた。最近はokowaをずっと見ていたため、怪談にハマっていた。怖い話はこわい。okowaは怪談だけでなく、人怖や不思議体験とか、怖ければなんでもありという「怖談」だ。怖談師の巧みな話術により、人の声で語られることで、想像力が倍増して怖い。けれど聞いてしまう。好きな方はBBゴローさん、語り部匠平さん、深津さくらさん。怖い話は不思議な魅力がある。

唐突だがわたしはBLが好きだ。BLに限らず、数多の創作物は関係性の想像力、妄想力、キャラクター性なんかがカギになると思っている。
それをどう見せるか、という手法、語り、構成……なんか。やることは結構近しいと思った。

もし、その暗闇の先に何かいたら。
この二人の関係性、もしかすれば……。

恐怖と、妄想はよく似ている。というよりも人間の最初の恐怖は、思い込みだ。心霊番組を見て、部屋の中に何かいるんじゃないかという妄想。それが恐怖に変わる。妄想、想像は知見とも言うだろうか? テレビ、怪談で見た聞いたのフィードバックだ。怪異の現象が本物であれ、そうではなかろうとも、恐怖を感じるのは体験した人間であり、見聞きした人間である。だから、恐怖自体が怖いのではない。

怖い話は好きだし、怖いと思うこともある。
けれどわたしは怖い話を書くのは得意ではない。実体験がないからだ。
何度か金縛りにあったことはあるが、それも夢かも知れない。わたししか寝ていないベッドの背後から耳元に、友人や祖母の声で囁かれたこともあるが、それも幻聴でしかないかもしれない。
恐怖へ妄想を広げないうちは、まだ、経験をしないのだろう。

怪談BLを書いた。読みたかったからだ。怪談とBL、好きなものが同時に摂取できるのであればこれほど良いものはなくないか? と思った。調べたら、アンソロジーで怪談BLがあったが、単体で丸々200ページとかはない……のではないか。
もしかすれば、怪談系、不思議系は流行るもので、BLではなく、探せばバディものやブロマンスはあるのではないだろうか。霊現象に立ち向かうバディ、普通にあるだろう。多分、あると思う。トリックみたいなBL見たい。
怖い目にあう回とか、みんな好きじゃないですか? ないですか。
ホラーBL、というか、「さんかく窓の外側は夜」とか、そういうのはある。でも怪談ではない。怪異譚か? 怪異譚BLはあるかもしれない。

怪談BL(怖談でもいい)みたいな作品が有ればぜひご一報ください。読みたいです。

まあ自分でも書いたわけだが。そのうち、BOOTHとかで頒布できたらなあ、とか思っている。お金ほしい。チャリ。
noteでも「リリの電話」ちゅー百合未満の話200円で売ってます。よろしくお願いします。

怪談、ということで、一人称、話口調に近い書き方をした。夜中の1時ごろ書き初めて、休憩をはさみつつ朝の9時に9300字くらいで書き上げた。夜なべである。なぜ……。
個人的には結構好きに書いたし好きなものになった。と思う。友人にとりあえずパッションのまま送りつけた。返答が怖い。
もう一編書くか、今度は怪談百合でも書くかですかね。

朝5時半〜6時ごろの明るさと涼しさって清々しい。徹夜で見る朝は美しい。

ご飯食べようと思い、パン屋でパンとコーヒーを買った。合わせて600円。

うめーと完食したのだが、すぐゲロってしまった。
霊障でしょうか。いいえ、完徹。
まだ消化しきれていない600円のゲロ。とても悲しかった。
ゲロってなんであんなに自分が惨めになるのですかね。しばらくパン食べられないかも。

小説の嘔吐描写は個人的に好きです。人怖カミングアウトですか?
ていうか怪談でゲロ書いたからですか? そのせいですか? 現実に影響するのであれば妄想は怪異になり得ますね。まあ、徹夜のせいなのですが。
こういう風に、全ての現象なんて無理矢理こじつけられてしまう。切り捨てようと思えば切り捨てられる。森羅万象は手を取り合える。楽しいことも怖いことも、すぐ隣にある。

仮眠を取るつもりが6時間眠ってしまった。体力ゲージ的にはバッテリーで言うなら20%ほどだろう。すこしはゲロダメージも回復したしお腹が空いた。
やはり寝るのが一番体にいい。よい恐怖も妄想も、無理をせずに楽しみたいものだ。

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