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【TRPG】猟犬たちは変化してなお【キズナバレット】


バディものが好きだ。MIU404とか、スペックとか、トリックとか、ケイゾクとか、シャーロックホームズとワトソンとか、trigger作品とか……互いにないものを補い合って、認め合っていく、そんな感じのバディが好きだ。

前に書いた記事で、「フタリソウサ」というTRPGが好きだという話をした。それも名の通りド直球バディもの。大好き〜。

あと、TRPGの場合は参加人数が少ないシステムは日程が合わせやすいなというのもある。

私は実は2PLとタイマンの区別がついていなかった。2PLは専任でGMの役割がいて、参加PLが2人、という形(なのだと思う)で、GMC(GMの役割兼PLである人が操るキャラクター)とPL、その形がタイマンなのだ。

なので、私は最近はタイマン形式が多い。別に複数人で遊ぶのが嫌とかではなく、単に時間が合わないから声がけをするなら早いうちにしなければならないというところが非常に腰が重くなってしまうのだな。うん…。

それは置いておいて、バディものの新しいシステムを遊ぶ機会があったので、その話をしようと思う。

今回は「キズナバレット」をしました。

キズナバレットとは

 ——『キズナバレット』は、死体から作られた殺戮人形“ハウンド”と、その監督者“オーナー”のペアとなって、物語を作りあげてゆくゲームです。複数の参加者が物語の登場人物になり、世界でたったひとつのストーリーを体験します。——(公式サイトより引用)

キズナバレット公式HPより

PLは<オーナー>PCと<ハウンド>PCの<バレット>(バディ)となり、<キセキ使い>と呼ばれる敵を倒すことが使命となる。

キズナバレットの公式サイト

キズナバレットは、「終わり」や「別れ」が目に見えているバディものなんですよね。かたや死体な訳で、未来がないし、「キズナ」が破壊されれば大切な記憶や思い出もなくなる。それでもペアリングが続く限り、どれだけ壊れてしまってもオーナーとハウンドは<バディ>である。

・やってみた所感
し、しんど〜〜〜〜〜い!!!!!
どれだけキズナを築き上げても失っちまうんだ………
俺は泣きました。ポケモンを初めてやった時のジムリーダー戦を思い出しました。戦闘怖過ぎて……(?)

あと戦闘が結構選択をミスるとからい!!!本当に…初卓で死ぬかと思ったね。これカードゲームとかの効果条件とかしっかり把握できる人は強いと思います。

キズナバレットのシステムで印象的なのが、情報開示の方法である。 CoCやエモクロアなどに慣れている人は少し馴染みないところかもしれないのが、ストーリー内での開示ではなく、達成条件をクリアしたら最後に全ての情報を開示する形なんですな。

非線形シチュエーション交流は個人的には結構好き。エピソードの積み上げによるストーリー構築が楽しいな…と思うので。
アドリブが好きな人も楽しめるかと。

戦闘のコマンドはちょっとポケモンとかのコマンド形式に近い感じでこれもまたボードゲームの感じがあってよかったですね。楽しい!

戦闘のないホリデーシナリオとかもあるんで、心がしんどくなるだけじゃなく、ちゃんとキズナを強めたりギャグシをすることもできるのでご安心ください。

個人的には戦闘後の方が世界観への没入感があったので、一度は戦闘経験もあった方がいいかな、とも感じている。

特殊なバディを楽しめるTRPG『キズナバレット』、ぜひ一度遊んでみてください。

以上

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