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本当に凄い人とは、己よりも優れた者に働いてもらう方法を知る人

転職9回、夜逃げ1回、火事1回。
ある経営者の方の過去の経験です。


『適正テストでは経営者失格』




口癖は
『この会社はいつか潰れる』

『お客様のことはようわからん』

『パソコンはできんから、
        分析はしない』

『店舗レイアウトは
  社員が勝手にやっとります』


その方が参加した、
あるビジネスセミナーで
10点満点の経営者の
適正テストがありました。

5点以下の人は社長失格。

『即、経営者を辞めた方がいい』

講師の方がそう言ったそうです。

その社長の結果は、なんと3点。


その方の名は『矢野博文さん』



その方の名は『矢野博文さん』
国内約3,300店舗、海外26ヵ国、
約2,000店舗
年間売上4,200億円(2017年3月現在)


今や誰もが知る、
『100円ショップダイソー』の
  創業者です。


矢野社長は有名なネガティブ人間。

ついたあだ名は

『不幸と言う服が
  体に張りついた億万長者』

創業当初、トラックで移動販売
をしていた時、お客さんに
『これ、なんぼ?』と聞かれて、
めんどくさいから、
『100円でええ』と答えた。

世界的企業の誕生のきっかけは
徹底した市場調査やマーケティングから
生まれたのではなく、
単なる『手抜き』からだったんですね。


また、矢野社長はこうも
語っています。

『僕の仕事は印鑑を押すことです
   社員が勝手にやっとります』


そんな矢野社長だからこそ、
まわりの人間は
『私がしっかりしないと..』
と思ってしまうようです。
事実、会社の人間はみんな、
自主性や主体性が
ものすごく高いそうです。



『苦手なことは人にやってもらった方がいい』




僕もたまに
『お前はこんなところが駄目だ』
と言われることがあります。

もちろん、その時は落ち込みます。
でも、言ってもらえることは
すごく有難いことでもあります。


今は、それは、
そもそも苦手なんだから、
出来るようになろうとするよりも、
誰かにやってもらった方がいい。

そう思うようになりました。

その分、自分が得意とすることを
どんどん、活かしていこうと
思っています。

鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが
自らの墓碑名に
刻ませた文字は以下でした。

『おのれよりも優れた者に
 働いてもらう方法を知る男ここに眠る』


世の中の成功法則の本を読んで、
自分はそれに当てはまらない。

自分には無理だ。と
思ってしまうことが
何度もありました。

僕のように本を呼んで逆に
自信をなくしてしまった人って
いるんじゃないですかね?

でも、よくよく考えたら、
すべてにおいて、
すごい人間になる必要は
ないんですよね。

必ずしも、本に書いてあるような
人間である必要もない。


すごい人たちのチカラを
借りることができる人こそが
本当にすごい人なんだと思います。

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