中学時代いじめられ親になり子どもにいじめを促す親へ

この件の加害児童の父親は中学生時代ひどいいじめに遭っていたとのことです。未だにお母さまがお話になるぐらいなので、凄惨だったのだろうなと思いました。

しかし疑問なのですが、いじめられた経験があるのになぜ、自分の子どもには「人にしてはいけないことだ」と教えないのでしょう?

この加害児童はいつも自慢話ばかりします。
それもとてもくだらないことです。
例えば「僕んちの親は昨日飲みに行った」とか
僕、昨日髪を切りに行った
僕の家の車のほうが娘ちゃんちの車より大きい」(本当は大きくない)
などなど、日常会話の中で会話にならないような自慢話をしたり
酷い時は他人の話の腰を折ってまで自慢することがあります。
他人は「へーそうなんだ、すごいね」しか言えないのに。

何故か、よく考えてみたら
①「親が話を聞いてくれない」
②「家で褒められていない」
可能性があることがわかりました。

我が家しか比較対象がないのですが(笑)
我が家はとにかく娘も息子もよく話します。

①に関して
学校で何があったか、友達との会話、駅でのこと、
勉強の事、自分が悩んでいることなど。
娘は小2で発達障害があってつたない会話ではありますがそれでも一生懸命話します。息子は高校生で多感な時期だろうけど、ご飯を食べている時や居間でくつろいでいるときに出来事を話してくれます。あと勉強の悩み事や体の成長で気になる事なども。

私もよく聞きます。主人も家にいるときは話をしっかり聞いています。
褒めたり叱ったり、一緒に笑ったりアドバイスしたり。
テレビやyoutubeに夢中になる時間もありますが、時間を決めているし家事や仕事をしていてもよほどのことがない限り耳を傾けています。
なので
自己肯定感が低いのを高めるための自慢話なのかなと思いました。
親から褒められていない、話を聞いてもらえない、関係が悪いと自己肯定感があがりません。
自己肯定感が低い子の特徴は大きく3つの行動があります。

・他人に自分のくだらない自慢話をしたがる(承認欲求)
・人のものを過剰にうらやましがる、欲しがる(嫉妬と貪欲)
・他人の言動や行動を自分と比較して否定する(自己顕示欲)

加害児童は全部にあてはまります。
こうなると、ちょっと育児放棄もあるのかなと思うようになりました。

過去に見てきたいじめの加害児童のほとんどは親とのコミュニケーションがうまくいっていないのが原因だと思いました。
子どもと親の密接な関わり合いがいじめを防ぐと言われているのにそれでもただ子どもに餌をやるだけで自宅や車のローン返済にフルタイムで働く人が多いのが現状です。
お金がないのはわかりますが、自分が子どもを産んだ責任は全うしていただかなければ、周りに迷惑がかかります。

今回私が要望書を出すことで、認知していただければと思います。
自分たちの子育てが間違っていることに。

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